ピンチヒッターでの講演 (2012年12月26日) |
20日は熊本での講演でした。この日は「三宅久之さんお別れの会」の日、「たかじんのそこまで言って委員会」のプロデューサーには「出席します」と申し上げていました。ところが直前になって講演の依頼が、お断りしたのですが、数日後に再び依頼が、事情を聞くと、辛坊さんが引き受けた講演で、彼が前日の19日に手術予定となってしまい、ピンチヒッターとして何が何でもやってほしい、とのことでした。
すでに1,000名もの申込を受け付けており、講演会キャンセルとなると、お断りや謝罪の通知など、負の出費を重ねることになります。講演にたずさわっているわたくしにはその深刻さはよくわかります。まあ、辛坊さんのピンチヒッターだったら、三宅さんも「行きなさい」っておっしゃってくださる、と思い、「お別れの会」を失礼することに、前日の19日に熊本入りしました。
会場は熊本キャッスルホテル、大きな宴会場いっぱいの聴衆、「金美齢に変更」との告知をしたら、金さんが来るなら、と200名以上もの追加申込があったそうです。そのほとんどが女性とのこと、男性フアンも大好きですが、女性フアンも大切です。
このホテルでの講演では、ホテルで一番のイケメンがいつもエスコートしてくれる、それが楽しみなんです。痩せていてすらっとして、ソムリエ・バッチを胸に付けた、とても気の利いた人、ずっとそばに控えてくれて、案内してくれて、水を飲もうとすると蓋を開けてグラスに注いでくれる、ちょっと少なくなるとわざわざやって来て継ぎ足してくれる、いやー、気配りのできる人です。最近気配りのできない人が増えてどうしょうもないというのに。泊まるのは日航ホテルなのですが、そこの担当もなかなか感じの良い青年、でもどちらかいうとキャッスルの方がイケメンです。
熊本では何回か講演しています。ソロプチミストでの講演で熊本に来たときのお話をしたら、そのときの方が3人ほどハイって会場で手を挙げてくださいました。そんな聴衆との交流もあって、全体的にとても良い雰囲気で仕事ができました。自民党県連での講演のときは、今回熊本1区で当選した木原稔さんにお会いしました。奥様が早稲田でのわたくしの教え子だと名乗ってくれて、二人とも日航で、おそらくそこでの恋愛なのでしょう、結婚され、小泉郵政改革の総選挙で当選、次の民主党政権交代のとき落選、そして今回見事カムバックされました。相手は維新の松野頼久、選挙の為に、民主党から維新へ、風の吹き具合で政党を変える、渡り鳥のようなロイヤリティのない人は落ちて当たり前です。絶対に1票入れたくない人。まあ、比例で復活当選しましたが。
21日は読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」の今年最後の収録でした。総選挙の結果を受けて、各党から一人づつ来ていただいて、わたしたちがああでもない、こうでもない、と。放映地域の方にはもうすでに23日日曜日にご覧いただいたかとは思います。
22日は娘家族とのクリスマスディナー、たまたま台湾からやって来たJET日本語学校の卒業生も入って、行きつけのフレンチレストラン「コムシェヴ」での充実したディナーでした。
23日は、李登輝友の会の「日台共栄の夕べ」、毎年この日に実施しています。2年前に講師をやりましたが、昨年は小池百合子さんでした。このとき、政権交代までは髪を切らない、とおっしゃっていた小池さん、今回見事断髪されて、実に軽やかなヘアスタイルで懇親会の冒頭に顔を出され、お話をもしてくださいました。今年の講師は中嶋嶺雄先生、この人こそ元祖李登輝の友とも言える方、学者であると同時に秋田の国際教養大学の学長さんです。ご存じかもしれませんが、人材育成で企業が注目する1位の大学で、2位の東大の数倍もの支持を集めている大学です。「日台関係と日中関係」というタイトルでお話をなさいました。わたくしも中嶋先生の前に3分ほど、ご挨拶と先生へのエールを兼ねてお話をしました。懇親会前に帰る予定でしたが、小池さんが来られるとのことで、他の予定もないので、ご挨拶の為に残ることとしました。
ところが懇親会の後のくじ引きが当たるというハプニング、くじ運はあまりよい人間ではないというのに。今年は本当にいい年でした。今年の漢字はわたくしの「金」だし、オリンピックでの金メダルがあり、総裁選、総選挙での金メダル、それにくじまで当たって。当たったものはそのまま寄付して他の人に回しました。「金美齢のお茶物語」のティーバッグもたくさん持ち込んで、その売上も全額寄付としています。おかげさまで完売しました。「日台共栄の夕べ」も盛況のうちに終わり、何もかもめでたしめでたしです。
24日は息子家族とのクリスマスディナー、若いイケメンとのディナーとはいきませんが、孫の男の子が3人いるので、非常に若いイケメンとのディナーを楽しみました。28日から台湾です。年末年始は台湾で多くの若者たちと酒池肉林の日々となります。多くは美齢塾のメンバーです。そのご報告は来年帰ってからということで。それでは皆様良いお年をお迎えください。