子育て (2012年11月17日)

 

 幼児教育についての講演がこのところ続いています。11日が新潟つくし保育園で、14日は愛知県あま市で愛知県私立幼稚園連盟海部津島支部主催の講演会でした。新潟は夜でしたが、あま市は午前の講演、おそらくお子さんを幼稚園に送ってから参加いただけるように、とのことなのでしょう。かなり前ですが、ここの青年会議所の集まりで講演したことがあります。そのことをあま市に着いてから気がつきました。このときも何故か午前の講演でした。

 夏の盛りで、ハワイへの出発予定日だったのですが、講演の依頼をいただいて、ハワイ行きを延ばしました。台湾から成田を経由してハワイに向かう中華航空にファーストクラスがあって、これに成田から乗るのですが、翌日のフライトがなく、翌々日の2日遅れとなりました。後で気がついたのですが、成田は夕方の便、講演は午前中だったので、実は予定のフライトに間に合ったのです。まあ、後の祭り、確かめもせずにいきなり2日遅れにしてしまいました。あま市と聞いても気がつかなかったのですが、行って、みなさんにお会いしたら思い出しました。

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 今回は名古屋で前泊して、翌朝あま市へ。このため主催された方から名古屋での夕食にお誘いいただきました。打合せを兼ねて、とのことでしたのでごく普通の食事、と考えていたのですが、これが正式なディナー、しかも何人かの方もお誘いいただいて、壺中天(こちゅうてん)というフレンチレストランでの、とても美味しい食事でした。メニューだけですが、お見せいたします。

 講演では若いお母さんたちにたくさんお集まりいただきました。お子様連れも多く、上の子を幼稚園に送った後なのか、これから幼稚園に入るので来られたのか。ご夫婦連れや祖父母の方もおられました。お話をする会場に子どもがいると、泣き声があったり、喧しかったりして、気が入らないで困るのですが、幼稚園主催ということで、こういう方々にこそ聞いていただきたいという思いもあり、なんとかなりました。子どもっていうのは思い通りにはならないもの、思い通りにならないものが世の中にはあるんだということを子育てで体験する、それが自分をも大人にしてくれる、成長のもととなる、といったことをお話ししました。これは実体験です。わたくしが、思い通りにならないものが存在するということを体験していなければ、もっと我儘で、嫌味な人間になっていたでしょう、ともお話をしています。

 

 「今、国が最も行うべき政策は、消費税値上げではなくて、少子化対策だと思いますが誰もやろうとしていない。(中略)ご出演される番組で少子化対策について取り上げて下さい」、いろいろな番組にメールで訴えても反応がなく「夜も寝られません」といったメールをいただきました。次のような返信をしています。ご参考までに。

 テレビ番組ではテーマでもないことを勝手に発言するわけにはいきません。でもチャンスがあれば少子化の問題を取り上げています。以前「ウェークアップ!」できちんとその話をしました。講演でも、演題によるのですが、機会があれば必ず話をしています。もっとも大切なことは、若い人が意識を変える、ということ、それをずっと言い続けています。少子高齢化が日本社会の大問題であることは間違いありません。

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