拙著「夫への詫び状」が発売されました (2012年11月06日)

 

 PHP文庫から拙著「夫への詫び状」が発売されました。これは、夫である周英明が亡くなったのちに書き上げた「夫婦純愛」を、より多くの方々にお読みいただきたいと願い、文庫本化したものです。ぜひお読みください。

121106.jpg 可愛い人形

 10月30日はまた東大阪へ、東大阪商工会議所設立75周年の節目の会合です。東大阪といえばやはりモノ作り、というのが特徴でしょう。人形作りをされている方から、デパートでの展示会に向けていま一生懸命に作っている、ずっと手掛けてきた日本人形ではなく、若い人のアイディアによる、若い人にも受ける人形です、ということで一つお土産にいただきました。写真にある可愛らしい人形、でも78歳の後期高齢者にはちょっとイメージに合わないので、孫娘たちに飾ってもらおうかなぁ、と考えています。

 11月1日は京都、ある税理士さんの米寿のお祝いがホテルでありました。とても盛大で、見事に生きてこられたこれまでの人生をうかがい知ることができます。ご夫婦そろってお元気、3つか4つお若いという奥様は、素敵な笑顔で、80歳台であっても実に華のある方でした。お二人で会場を回られたりして、まるで新郎新婦ね、とちょっと冷やかしました。あやかりたい、と心から思い、また羨ましくもあります。「美しく齢を重ねる」というわたくしの本をベースにしたお話をさせていただき、フレンチのフルコースをご馳走になりました。会の案内状には、ご本人がお気に入りの評論家とありました。気に入られるってことは素晴らしいこと、しかもそういった見事な人生を送っておられる方から気に入られるというのは大変光栄なことです。

 2日は読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」の収録、4日にご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、11日にも出演しますのでぜひご覧ください。

 スタッフの助けを借りながら、このホームページを始めて4年以上経ちました。実体験をもとに発言する、というのがわたくしの信条です。これでインターネットも一応経験したことになり、そろそろこの辺で十分かな、という気がしています。いただくご意見・ご感想は全て拝読させていただいておりますが、その多くのメールを読む時間を、今度は別のことに使いたいのです。今回ご紹介するメールをご覧いただきたいのですが、このようなメールに時間を割くのはあまりいい時間の使い方ではない、と感じるようにもなっています。まもなく、このコラムでの発信や、ご意見・ご感想での受信を打ち切りとさせたいただきます。

***** メール1 *****
投稿時間:2012/11/04 14:47:43 (Sun) 件名:国民は詐欺の被害者です。

■マスコミやコメンテータは無責任すぎます
ほとんどのマスコミやコメンテータが平気で言うのが、『民主党を選んだ国民が悪い』真実を報道してこなかったマスコミだから平気、国民へ責任転嫁するのでしょう。マスコミが真実を報道して来なかったから国民が詐欺の被害者になったんです。簡単に国民に責任転嫁して欲しくないです。

本当、原発の危険性や無茶苦茶な原発行政をほとんど報道してこなかったマスコミ。逆に、原発の安全神話を擁護し招いた無責任なマスコミ関係者らしいです。民主党の詐欺的性質を全く報道しなかった全国ネットのテレビ関係者の責任は?

ほとんど国民はマスコミ情報で判断しています。インターネットにしろ基本はマスコミ情報では?私たち国民が民主党と原子力ムラに騙された一番の原因はマスコミ報道です。全く反省しないマスコミは民主党以上の詐欺師です。

■最後に■
私は、民主党政権交代の選挙で民主党に投票した有権者です。...余りにも、自民・公明政権が国民無視で、ひどかったからです。替わった民主党政権は、その自公よりもひどかったです。その後の選挙は、騙されたと自覚したので私は、全く民主党には投票していません。マニフェストどころか脱官僚依存などの根幹さえも平気で、騙すなんて予想外にひどい民主党政権だった。

マスコミやコメンテータは、国民を責める前に自身を責めるべき。●真実を故意に報道しなかった、 ●または、見抜けなかった ●マスコミやコメンテータは ●早く、国民に対して ●謝罪して欲しいです。
***** メール1終了 *****

***** メール2 *****
投稿時間:2012/11/04 15:15:06 (Sun) 件名:東国原氏の金氏の評価について

「あの人(東国原氏)が当選したら、私は他の県に住民票を移します」という文章をネットの記事で見ました。これは確かにそう思います。何故、あの人が前回160万票も取り、今回200万票も取る勢いだと言われているのか、ぼくにはちょっと理解出来ません。あの人はやっぱり、「そのまんま東」なんだと思います。東国原という政治家の仮面を被っていますが、本当に国の為、国民の為、滅私奉公の精神で政治をやっているかと問われればそうではないと思います。

しかし、金さんの批判はやはり強烈ですね(笑)「住民票を移します」とか言われたら、ぼくでも凹みそうです。批判に行動が伴う金さんは、やっぱり凄い人だと思いました。

だけど、三宅先生は「先生」なのに対し、金さんについては「さん」なのは、やはり、金さんは強烈だからでしょうね、良くも悪くも・・・。三宅先生は、思想憎んで人を憎まずというか、仏の様な感じがするんですが、金さんは怒ると阿修羅の様な感じを受けます(苦笑)もう少し相手に手加減する余裕を持たれたら、三宅先生と同等な人格者になれるのではないかと思います。余計なお世話かもしれませんが(笑)
***** メール2終了 *****

 一つ目のメールでは、国民は詐欺の被害者、としてマスコミやコメンテーターに責任を100%押し付けています。でも、そういう言葉を信じた人も反省すべきです。全てを他人の責任にしてしまうと永遠に反省しません。そうしたら、また次も騙されるのではないでしょうか。ちなみに、民主党はアマチュアだから国政を任せてはだめ、とわたくしは一貫して言ってきました。ですから、この件に関して、誰をも詐欺にかけたことはないと自負しています。

 2つ目のメールですが、呼称は「金さん」で十分です。それはみなさんにも申し上げています。思想憎んで人を憎まず、と書いてありますが、東国原氏に思想など感じません、あの方の全存在が嫌いなのです。それはわたくしの個性だし、だいたい、人格者然たろうとは考えてもおりません。阿修羅で結構です。人それぞれの個性で、人それぞれの表現がある、ということではないでしょうか。おっしゃっているように「余計なお世話」です。

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