教員の方からの手紙 (2012年09月07日) |
8月31日は日本青年会議所の井川会頭との対談でした。場所は日本青年会議所会館、わたくしの日台交流サロンからは車で15分ぐらい、とても近いのですが、裏通りのようなところで、わたくしには分からないのでお迎えに来ていただきました。会館にはたくさんの人、次期会頭となる秋田青年会議所の小畑さんや宮崎でお会いした方なども、みなさんとても熱心によく集まっている様子です。
井川会頭とはなぜか縁があって、あちこちでお会いします。高知や大阪でばったり、宮崎でも、と言っても宮崎は青年会議所主催の前夜祭でしたから当然でしょうが。会頭は全国を飛びまわるという大変なお役目、それも全部自費です。沖縄の安里さんが会頭だったとき、飛行機の年間パスを買っていると聞きました。乗り放題で確か300万円とか。日本全国、それも沖縄からですから大変です。井川会頭は愛媛県ですが、やはり飛行機は必須なのでしょう。お金とエネルギーと情熱がなければ務まりません。頭が下がります。みなさんが、日本の為に何ができるか、地域の為に何ができるかを考え、行動し、頑張っているので、わたくしも精いっぱい応援させていただきたい、そう考えています。
2日日曜日は宮崎、2週続けての宮崎はおそらく初めてでしょう。日向青年会議所50周年記念での講演、宮崎空港からJRの特急で1時間、1時間に1本しかないので、接続が悪いと空港から会場まで2時間近くかかります。でも、この神話の地にどうしても行ってみたくて、日帰りでかなりハードでしたが、何とか行ってまいりました。
会場では、わたくしがデザインした「ありがとう台湾オリジナルTシャツ」を着た青年会議所の方々に迎えられました。ビックリです。それに、何回も講演を聴いている美齢塾の塾生が1人、また現れて、ちょっと同じこと言えないなぁ、という思いに駆られたりもしています。
後日になりますが、講演をお聴きいただいた教員のかたからお手紙をいただきました。教育現場で苦悩されている中、わたくしの講演に大いなる参考を得た、とあります。わたくしがお話しした、歴史には光と影あり、今回の東日本大震災で寄せられた台湾の愛情を見れば、台湾が日本だったころの光の方が強かったことが分かる、このような単純な事実に目を向け、それを根底にして教育することこそ大切で、自分の国に誇りを持ち、自信を持って生きて行けるようにするのが教育です、自虐史観を子供たちにすり込むのはその子供たちを不幸にするだけです、というような内容に共感いただいたようです。教育現場で悩んでいる先生はたくさんおられることでしょう。そういった方々に、わたくしの一言二言が参考になるとしたら、とても幸せなことです。遠い日向まで出かけて行ったかいがありました。
別の教員の方からも先日メールをいただき、、先生のあの一言を何かある毎に心に思い浮かべてのり越えている、とありました。「ああ、うまく行かないものなんだなぁ、と思うようにすれば、のりきれちゃうんです」、というようなことを講演で言ったらしいのです。世の中自分が思った通りに必ずしもなるわけじゃない、うまく行かないこともある、だからといって落ち込んでしまったら前に進めない、ある程度開き直って次の一歩を考える、おそらくそんな内容だったのでしょう。それが支えになっている、と。いろいろなところに出かけて行って、いろいろな話をして、それが参考になり、何かを打開するときの突破口となることがあるので、できるだけ多くの方に、特に教育現場の先生方にお話ができたらいいなぁ、と思っています。
日向の教員の方からは、お手紙だけでなく椎茸もいただきました。講演でお土産にいただいた、日向特産のヘベス(カボスのような果実)、ぎっしりあってかなり重いので、こんな重いものでなく軽いものがいいんですけど、と冗談半分で会場を沸かせたのですが、もちろん半分は本気で。そんなことがあってお送りいただいた椎茸、軽くて美味しくて、とてもありがたく思います。せっかくの神話の地、日向でしたが日帰りでそれらしいところは見物していません。でもJR日向駅で、杉の屋根の駅舎や駅前の木の建造物に、一味違う、日向らしい雰囲気を味わうことができました。いつかは、神話の地に立ち、ここが日本の始まりなんだ、としみじみ思う、そんな体験をしたいと考えています。
日向から帰ってからは、民主党の代表選やら自民党の総裁選やらで、風雲急を告げています。自民党からはいろいろな人の名前が出てきて、乱立気味ですが、ご存じのように、わたくしは安倍晋三さん一筋です。安倍さん以外に救国の政治家はいない、と信じており、3日からはそのことで、有志の方々と打ち合わせをしたり、5日には安倍さんの事務所に出かけて行って要望書を手渡したり、記者会見をやったりしています。自分のできる範囲の最大限で、精いっぱいの努力をしています。7日は「たかじんのそこまで言って委員会」の収録、9日と16日の日曜日に放映されますので、ぜひご覧ください。
まだまだ暑さが続いています。この残暑の中、日本の再生のために、なんとしても戦後レジームから脱却し、美しい国に向けて進む、そのために何ができるのか、日本人一人ひとりが真剣に考えなくてはいけないときではないでしょうか。