ピアスは汚らわしい (2012年08月08日)

 

 2日は神戸での講演、前日1日に新幹線で移動していつものホテルオークラ神戸にチェックイン、ホテル内のレストラン桃花林でフカヒレ煮込みそばをいただいて一晩ゆっくりしました。翌2日は、豊中青年会議所のメンバーと9月21日の講演に向けての事前打合せ、その後講演会場のあるポートアイランドへ。ここにある神戸ポートピアホテルは大きくて華やかですが、今回の会場は倉庫地帯のような静かなところにあります。ポートアイランドといっても広ろうござんす、なんですね。埋立地で、たくさんの企業を誘致していて、会場に向かう途中には大きな建物がいくつもありました。家具のIKEAがありましたが、これも倉庫なのでしょうか。

 今回は労働組合の研修会、組合関係での講演はめったにありません。リーダーシップについてのお話をしました。今後1年間の活動計画についての合宿研修なのですが、会場は飲食街から遠く離れたところなので、幽閉状態で否が応でもお互いに切磋琢磨する、ということになるようです。

 それで思い出したのが、比叡山中腹にあるロテル・ド・比叡での勉強会です。冬のさなかでしたが、人里離れた山の中腹で、関西の経営者、名前を聞けばだれでもわかるようなそうそうたるメンバーが集まって、1泊2日の勉強会があり、スピーカーとして呼ばれました。そういう集中できる環境でお互いに切磋琢磨する、やはり責任ある方々は心構えが違う、と思ったものです。

 3日は取材が2つ入りました。空いている、と思っていた日もこうして何かで埋まってしまいます。4日土曜日は1日資料整理をして、5日日曜日はまた息子が車でもろもろの運搬を助けてくれて、その後娘と伊勢丹で落ち合っての買い物と、娘のところでの夕食となりました。娘の女の子二人、性格が全く違います。上の子は本当に能天気、下は真面目というか、娘に言わせると、この子ちょっとスクエア(四角四面)なのよ、となるのです。二人が中学生になったことだしピアスでも開けようかな、と娘が言うと、上は、いいじゃない、イヤリングよりピアスの方がたくさんあって選べるから、との反応、下は、いやだ、絶対いや、反対、汚らわしい、と。母親がピアスを開けるのを、汚らわしい、という真面目さっていったい何なんでしょう。一生、髪も染めなければ、ピアスも開けなかった祖母であるわたくしの血筋なのでしょうか。今どきの女の子にしては面白い反応で、思わず笑っちゃいました。ボス、つまりわたくし、はあんたの味方だからね、と伝えました。帰り際にももう一度、味方よ、と。

 この日は大好きなビシソワーズを娘が作ってくれました。夏はやっぱり冷たいビシソワーズに限ります。婿殿はだいぶ遅れて、みんなが食事を済ませたころに帰宅しての夕食、相変わらず土日もなく一生懸命に働いています。

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