常宿での豊かな朝食 (2017年06月16日)

 
幸せな朝食 素晴らしいフルーツプレート

 皆様、ご無沙汰しております。別にそんなに忙しかった訳ではないのですが、なんとなく後回し、後回しとなり失礼しています。リッツ・カールトン大阪の朝食で、最後に出てきたオレンジのカッティングがとても素敵だったので、写真を撮ってもらい送っていただきました。これを皆様にもご覧いただこうと思い、久しぶりのご挨拶となりました。

 相変わらずあちこちに出かけています。それほど忙しくもなく出かけるところもあり、バランスのよい日々です。2月と5月には台湾に出かけています。昨日は、広島での講演でした。地方での講演では、前泊か後泊かで1泊しており、今回は前泊でした。広島の唯一の欠点は、空港が市街から遠いこと。おそらく日本で一番遠いのではないでしょうか。一番近いのは福岡。広島は順調にいって、車で35分ぐらい、シャトルバスでは45分ぐらい。私の常宿は広島駅の真ん前なので、そこに停まるシャトルバスで不便はないのですが、今回は主催者の方が送迎して下さいました。高速が渋滞なく、とても順調に常宿に到着しています。

 常宿は『グランビア広島』、いつもの部屋をご用意いただき、ゆったりできました。到着が午後8時過ぎ、夕食が未だだったので、鉄板焼を。若い、とても陽気な調理師の方といろいろとお話しながらの食事となり、あちこちの鉄板焼を経験しているので、宮崎では、名古屋では、東京では、神戸ではどうだ、といった話題で、楽しい食事でした。

 少し離れた席に熟年のご夫婦がいらして、ご挨拶を頂きました。お二人が、食事が終わって席を立ったとき、「女房があなたのフアンです、今日は私の誕生日なんです」と言われ、「一緒に写真を撮っていただけますか」とお願いされました。両手に花で、誕生日の主役であるご主人を真ん中に、3人で写真撮影、私からのささやかな誕生日プレゼントです。ご主人から、「ありがとうございます」とのお礼がありましたが、そういうコミュニケーションはレストランではなかなか成立しません。鉄板焼の場合は、1人の焼き手を数人が囲むので、知らない人とでもコミュニケーションが成立つ、それも鉄板焼のいいところ。ですから、1人でホテルに滞在するときには、鉄板焼が多いかもしれません。

 翌日の朝食、本当に豊かな朝食を部屋まで持ってきてくださいました。濃いめのコーヒーと温かい牛乳、それぞれが保温ポットに入っていて、好きなように量を加減できます。必ずのクロワッサン、それにサラダ、もちろんオレンジ、更に搾りたてたてのオレンジジュースまであって、これが常宿の良さです。 昨晩は、支配人とかゲスト担当の部長さんとかが、私の到着予定時刻にホテル玄関で待っていてくださいました。最初は別のホテルだったのですが、常宿のグランビアに替えていただいたのです。しかも嬉しいことに、広島とオリックスとの野球試合も、接戦だったのを最後に広島が勝ちました。到着したときはまだ同点だったのですが、最後に勝って、みんなで喜びを分け合いました。

 広島で時間があるときには、必ず、広島銀行が設立したひろしま美術館に出かけます。ちょっと小ぶりですが、とても素敵なコレクションがあり、とても楽しみなのです。講演は午後なので、朝食を済ませてから出かけました。本当にいい絵があって、ピカソの青の時代の絵も1枚、青の時代の作品は非常な希少価値、それにレオナール・フジタの絵もあります。全体の点数は少ないものの、かなりポピューラーな印象派の絵などもあって、とても楽しめます。その後、講演を済ませ、最終便で東京に戻りました。

 今夜は元美齢塾塾生の佐野裕太君とお寿司を食べます。ほんの数日前、カナダ在住の台湾人夫婦をお連れしたばかりなのですが、アメリカに赴任する若い彼が「お寿司」と言うので・・・・。送別のお祝いです。

 先週は「そこまで言って委員会」での収録がありました。関東以外の方にはご覧いただいていると思いますが、引き続きご贔屓にお願いいたします。

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