原口元大臣に出会いました (2012年11月22日)

 

<これは、11月22日に美齢塾メールマガジンに掲載したものです。>

 忙しい1週間でした。16日は読売テレビ「そこまで言って委員会」の収録、18日に放映されましたので、放映地域の方々にはご覧いただけたかと思います。収録後は名古屋へ、いつものマリオットアソシアホテルに入って、翌17日早朝9時名古屋駅発の近鉄で津へ、全国の商工会議所青年部からリーダーが集まっての研修会、この日が最終日とのことでしたが、そこで講演して、すぐに名古屋に戻って、漁火会というところで講演して東京に戻りました。

 18日は午後から鹿児島へ移動、19日が鹿児島商工会議所130周年記念での講演、この伝統ある商工会議所のお祝いの席で、たくさんの方々がお集まりになり、地元の偉い方全員集合といった会合でお話をさせていただきました。とても光栄です。鹿児島での定宿は城山観光ホテル、手配いただいた会場近くのホテルを、ここが常宿、と申し上げて変えていただきました。

 やはり定宿はいいですね。お互いに顔見知りで、チェックインの手続きもいらないし、言わなくてもいつものタイプの部屋を用意してくれる。鹿児島では黒豚のしゃぶしゃぶを食べることにしてますので、夕食で一人ゆっくりいただきました。翌19日朝、ビュッフェでの朝食、2、3人が案内を待っているレストラン入口に行くと、金美齢さんがお見えになりました、と案内担当の女性が奥に連絡しています。そういう若い子までがわたくしの顔を覚えていてくれて、後で分かったのですが、レストランの店長さんに連絡していたのです。いろいろと気遣ってもらうのですが、わたくしもできるだけ泊まるようにしていて、お互いに思いやる協力関係ができている気がします。わたくしの朝食には、ミルクたっぷりのカフェオレや美味しいオレンジが欠かせないことも分かっていただいています。料理を取りに行ったときに、料理長さんらしき方から、特別にフルーツもご用意しております、と。しかも更に一言、頑張ってますね、と。おそらく価値観を共にする方なのでしょう。そんな快適な朝を提供してくれるのです。

 講演では大勢の方にお聴きいただき、これもまた幸せな気分でした。台湾の商工会議所に相当するところからの参加もあって、講演後にちょっと、と言われたのですが時間がなくて、台湾のパイナップルケーキをお土産にいただき、大急ぎで新幹線で博多に向かいました。福岡での夕食の約束があったのです。福岡での常宿はホテル日航、ロビーで、わたくしが主宰する美齢塾の塾生と産経新聞の方と待ち合せて、3人で塾生行きつけのお店に行き、美味しいお魚をいただきました。

 翌20日は下関での講演、山口県防衛協会主催です。こだまで福岡から新下関へ、そこから市内の会場まで30分以上と、結構不便でしたが、この日は塾生が、前夜会食した塾生ではありませんが、同行してくれました。講演を聴きたい、ということで付き人をやってくれたのです。福岡のホテルに迎えに来てくださって、下関で聴講して、帰りも福岡のホテルまで、講演でいただいたお土産や大きな花束を持っていただきました。夕食を二人で、美味しいお魚、のどくろの塩焼き、と佐賀牛の網焼きです。2日続いての福岡での豪勢な夕食となりました。

 21日に福岡空港から羽田へ、そして事務所に戻ったのですが、福岡空港で元総務大臣の原口 一博さんにばったりお会いしました。テレビでご一緒する機会が多く、ときどき、あなた本当に小沢一郎を信じてるの、と追い詰めたりしていますが、一度ゆっくりお話しできるといいなあ、とは思っていたのです。同じ飛行機だったので、ゆっくりお話しすることができました。原口さんがおっしゃるには、これも三宅先生のお引き合わせ、だとか。そうかもしれません。三宅先生は原口さんに優しかった。番組でわたくしが原口さんに突っこむと、三宅先生が助け船をよく出していたんです。わたくしと原口さん、一度ゆっくり話をすべきだ、と三宅先生は思っていたのかもしれません。貴重な出会いでした。

 鹿児島でいただいた「かるかん」や、下関でいただいた大きな花束を持っての帰路だったので、どうしようかと悩んでいたのですが、何と原口元大臣自ら持っていただき、事務所まできっちり送ってくださいました。こんな幸せな出会いもありません。

 19日に3人で食事をしたときの塾生から、スタッフ宛ですが、無事に済みました、との報告メールが届いています。読んで思わず笑ってしまいました。

***** スタッフにいただいたメール *****
お早うございます。昨夜は19時前に金美齢先生は無事にホテルにお着きになり「みき助」にて10時頃までお食事をお楽しみ頂きました。

 産経新聞のTさんに参加頂き本当に良かったと思います。金先生より「あなたは素直ではない」とお叱りを受ける回数が随分少なくて済みました。「みき助」に着くと先生は「どんな魚があるのか?」とお尋ねになり、私が「お任せで頼んでおります」と答えると金先生は「私はお任せでは食べない。自分で注文した料理しか食べない。会席料理は嫌いだ」と言われる。私も女将も凍りつきました。

 「みき助」は大将がその日の魚でお任せで料理し、客は黙って有り難く食べる店なのです。それでも女将は金先生の「料理は少量、柔らかいものを」の指示を受け食事が始まりました。二三の付け出しが出て「アラの皮のから揚げ」が金先生に出なかったのです。金先生は「なぜ私には無いのか私も食べたい」と言われ「堅いといけないと」と女将、結局一つ食べて頂きました。

 「ふぐのから揚げが美味しいです」と出して貰うと私とTさんには大きいのが二個で先生にはやわらかい小さなのが二個。金先生は「何で私のは小さいのか?」「やわらかくて少量と」と女将。そこで金先生は私の大きいから揚げと自分の小さいのと交換されました。私も嫌だとは言えず只従うしかありません。その後もよく食べて頂きビールも2杯お飲みになり10時ごろまで歓談され後ホテルにお送り致しました。最後に金美齢先生に「結局お任せで良かったんじゃないですか?」とは申し上げました。ということで無事完了いたしました。ご報告いたします。

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