総裁選でテンション上昇 (2012年09月18日)

 

 与党民主党の代表選は、ほぼ野田さんで決まりということで、盛り上がりません。これに対して、自民党は候補者が5人も出て、しかも多士済々で激しい競争、大いに盛り上がっています。やはり物事はなんでも競争、戦うってことが大切なんです。自民党は誰がどうなるのかわからない、そんななかで5人が懸命に戦っており、その姿に国民の注目が集まっています。全然熱気のない民主党と対照的です。

 ご存知のように、わたくしは安倍晋三さん一筋、最近じりじりと支持を集めているのを見て、ハラハラドキドキしながらも、少し嬉しく思っています。我がスタッフは、有楽町での5人の街頭演説会では安倍さんが一番良かった、と言っていますが、残念ながら見ていません。昨日の名古屋での演説はニュースで見ました。昨日は、10年前に、小泉首相が北朝鮮に乗り込んで、金正日に拉致を謝罪させた劇的な日です。同行した安倍さんが、謝罪がなければ帰ろう、と一言、もちろん盗聴されていることを見越しての言葉ですが、これが決定打となっての謝罪でした。それから10年目のこの日、まだやり残したことがある、多くの人が未だに帰っていない、これからも引き続き戦わなくてはいけない、と力強く語りかけています。これこそ、現場にいた者、体験した者の強さです、他の候補では語ることができません。総裁選出馬を決意して以来、徐々にテンションが上がってきて、徐々に支持が上がっている、それに伴いわたくしのテンションも上がっています。前回のコラムで述べた明日19日星稜会館での民間人による決起集会、ぜひご参加ください。

 この三連休、みなさまいかがお過ごしでしたか。わたくしは、初日15日は曽野綾子さんとオーチャードホールで東京フィルハーモニーの演奏会に出かけました。ピアソラっていうラテンアメリカの作曲家の作品が2つ続いて、最後はブラームスの交響曲第1番、この春にも聴いていますが、指揮者は違っていて、外国人女性でした。その後夕方6時半から自民党のネット放送カフェスタで安倍晋三さんと対談、画面では「金さん嬉しそう」との視聴者のコメントが流れたそうです。はい、安倍さんとじっくり対談ができて、嬉しくないわけがありません。

 でも、安倍さんはいつもの真面目一方、わたくしは、地上波で述べたことを繰り返す必要もないと、話題作りに、徳島の美齢塾塾生から届いた「すだち」1箱を持ち込んで、一緒に届いたメッセージを紹介しました。そこには「戦後レジームからのすだち」とあったのです。そこから始まった30分の対談、楽しかった。直前に聴いたブラームスの交響曲第1番もネタにして、素晴らしい音楽を聴いて、最終楽章の盛り上がりで、金管と木管が華やかに鳴り始めると、それがまるで「安倍晋三!、安倍晋三!、安倍晋三!」と聴こえてしょうがなかった、と。

 連休二日目は、敬老の日の前夜祭、ということで娘家族と食事をしました。昨年と全く同じパターン、敬老の日っていうのは、年寄りに敬意を表して、気持ちよくお食事していただく、そして気持ちよくお金を出していただく、との娘のロジック。それでも楽しい娘家族との前夜祭で、フレンチを愉しくいただきました。

 連休三日目、敬老の日の当日、息子から電話があって、いまビデオのセールみたいなところに来ているんだけど、シェイクスピア名作映画集、白黒だけど結構安く出てるんだけどいるか、って。どうやら敬老の日のプレゼントらしいのです。セール、というところがミソ、マクベスとかオセロとかの名前をいろいろ並べて、古いイギリスの収録で、オーソンウェルズだとかの名優が出てる、とも。暇になったら鑑賞するのも悪くないなぁ、と考えて頼みました。ジーン・ケリーの「Singin' in the Rain」は、と聞かれたのですが、その時はいらないと答えました。でも、シェイクスピアの重い重い響きばかりではなく、楽しいミュージカルもいいか、と思い直してまた電話して、欲しい、って頼みました。昔、観た記憶があります。

 それから息子の家で夕食、ところが孫たちである、3匹のサルがいない。それぞれ何かのプログラムがあるという。みんな大きくなって、それぞれにやることがあって、嫁さんが言ってました、子供が生まれてから自宅で夫婦二人で夕食をとるのは初めてかもしれない、お母さんがいなければ、と。お母さんとはわたくしのこと、お邪魔虫でどうもすいません。そのうち一人、二人と帰ってきました。うるさいうるさいと思っていた孫たちも、少しづつ成長して、塾であったり、小学校での映画上映であったり、それぞれが出かけてしまい、娘も息子も夫婦二人きりでの食事が増えるのでしょう。お邪魔虫とならないように気を付けたいものです。

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