あつた蓬莱軒のひつまぶし (2012年07月27日)

 

 24日は知多半島の半田市へ、ここに本店がある知多信用金庫での講演でした。ちたしん経友会とあすなろ経営塾の設立記念で、金融や経済の専門家でもないわたくしがそんな会の立ち上げに呼ばれるなんて、とても光栄なことです。こういう時代だからこそみんなで集まって、切磋琢磨しながら勉強しようと、経営塾は「あすなろ」というのですから若手の経営者たち、経友会はベテランの経営者たちが参加しています。

 理事長、銀行では頭取ですが信用金庫では理事長、を務められた特別顧問とお話をさせていただきました。理事長だった当時、破たんに近い状態が続いていた隣地区の信用組合を吸収合併されたそうです。その信用組合との差は何だったのですか、との問いに、バブルのとき、自分の分というか、力に合わないことはやらなかった、とおっしゃっておられました。伊予銀行でも同じようなことを聞きました。中興の祖と言われている経営者が、バブルの時期でも、銀行は堅実であるべきで、儲かるということだけで動いてはいけない、と考えたそうです。おかげで伊予銀行はバブルによる傷が浅かった、とのこと。両金融機関共に、リーダーが、バブルに惑わされることなく、本質を見つめて、堅実に活動した、その結果いまの信用、信頼、業績がある、ということのようです。トップの見る目や判断によって組織の将来が決まってしまう、それは金融機関だけなくあらゆる組織に言えることでしょう。

 当日朝、新幹線で東京から名古屋へ、、手配いただいた会社の方が名古屋駅でお出迎えくださいました。何回かアテンドいただいている方です。会場へは、車で長ければ1時間、早ければ4,50分とのこと。半田市は知多半島のど真ん中、その北西に位置する知多市には息子が2年半ほど出向していましたのでいろいろと聞いており、なんとなく親しみのある地域です。今回も、知多信用金庫に呼ばれて半田に行くの、と息子に言うと、おぅ、ミツカンの本拠地だよ、とか、「ごんぎつね」の作者が生まれたところで生誕100周年があるはずだけど、といった素早い反応がありました。

 そんな話や、土用のうなぎ、今年は高いからちょっと手が出ないかしら、といったことを話しながら半田市へ、到着して駐車場で降りると「うなぎ」の文字が目に飛び込んできました。お店があって、え、ここで帰りにご飯食べようか、美味しいかどうかわかんないけど、と言うと、調べてみます、ということに。講演が終わり、懇親会にちょっと参加しての帰り、調べたらこの近所に美味しいうなぎの店があったのですが、今日は定休日で、駐車場のところは専門店じゃないので蓬莱軒に電話を入れたら予約がとれました、とのこと。往きの車の中で、「美齢塾 in 名古屋」で「あつた蓬莱軒」に行った、と言う話をしていたので、わざわざ予約してくださったのです。ここでまた、美味しいひつまぶしをいただきました。しかも店長さんが覚えてくださっていて、白ゴマのアイスクリームの差し入れがありました。ご馳走様でした。

 この日の宿泊は定宿の名古屋マリオットアソシアホテル、翌朝食事をしていると新しい総支配人がご挨拶に来られました。前任者もいろいろと気遣いのある立派な紳士でしたが、新総支配人もシルバーの髪の見事な紳士です。また、フロントマネージャーだった方がハウスキーピングの支配人となり、彼の志でわたくしの部屋にお花が入っていました。東京までしっかり持って帰っています。名古屋そして半田、素晴らしい旅となりました。

 人も宿も会社も、長い付き合いとなるとなんとか良いサイクルになります。お互いに誠意を持って「相手の為によかれ」と心がければ、相手も間違いなく同じく「よかれ」と思ってくれます。ただし、相手をよく観て!誠意の通じない者は最初から付き合わない!これが最善の危機管理。ムダな時間を使うほどヒマではありませんので。

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