この１０月は忙しい、涼しくなった分いいのですが、とにかく出たり入ったりの毎日です。３日は百五銀行主催の三重県四日市での講演でした。名古屋から四日市に車で向かう途中、長島っていう地名を見つけて、え、長島、ここのアウトレット行きたい、と反射的に思い、帰りに送っていただきました。思いがけないなじみのアウトレット、大好きなロロ・ピアーナできちっとしたジャケットが買えて大喜びです。しかも「ついで」で。

　５日は大阪・読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」の収録、７日に１本目が放映されましたので、ご覧いただいた方もおられるかと思います。安倍新総裁がわざわざお見えくださいました。とてもお忙しい中でのお越し、ありがたく、参加者一同とても感謝しております。２本目は１４日放映予定ですので、どうかご覧ください。

　６日は栃木県宇都宮、教育関係の方々への講演でした。不思議なことに、栃木県というのは日教組がないそうです。だれも入っていなくて、独自の教員組合のようなものがあり、教員と管理職が仲良く一体となって教育に携わっているとのことでした。わたくしの話をぜひ聴きたいとのご依頼に、喜んで出かけました。宇都宮はとても近い、アッと言う間に着いて、アッという間に帰る、いつもそんなスケジュールなので、残念ながら、ご自慢の餃子を食べたことがありません。

　宇都宮から羽田空港に、そして北海道の女満別空港へ、翌日７日が北見市での講演でした。機中、機長のアナウンスで、女満別空港は気温１３度、もうびっくり、なにしろ東京と１０度以上も差があるのですから、ちょっとビビりました。翌朝は９時から、こんなに早い時間での講演は初めてです。でも、早朝にもかかわらず、たくさんの方にお集まりいただきました。みなさん勤勉です。朝の気温は１１度、でもホールなどは暖かいので何ともないし、前夜には北見ロータリークラブのみなさんに美味しいお魚をご馳走になったし、何の文句もございません。

　８日月曜日、世の中は３連休の最終日、わたくしもしばしの休息です。この日息子が言ってきたのは、９０歳の母親を、同居している６３歳の娘が殺した、というニュースでした。どうして、って訊いたら、子どものころから溜り溜まって我慢できなかった、とのこと。６３年間も我慢したっていったいどういうことなの、と言うと、息子じゃなくて娘だからね、やるとしたら姉ちゃんだからね、と応じてきたのには笑いました。幸い、わたくしは同居していないので、何とか天寿を全うできそうです。