美齢塾 in 神戸 (2010年12月16日)

 

 8日水曜日は名古屋で東洋経済新報社主催の講演会、企業家や経営者の方々がお集まりでした。お招きいただきながら、名古屋ということで厳しいことを申し上げております。昨年の衆議院議員選挙で自民党当選者は一人もいない、大村秀章さんがかろうじて比例で復活という愛知県、そんな県のみなさんはいったい何を考えているのですか、それに河村たかし名古屋市長が辞職するどうのこうのといった大騒ぎ、この人一体何なんでしょう、日々の行政をちゃんとやってるんでしょうか、何だかパフォーマンスが多すぎます。

 だいたい市長に出る前の衆議院議員の時代、民主党がまだ野党のとき、テレビ朝日によく協力していました。どうみてもパフォーマンスと思われる、例えば議員会館が豪華すぎる、といった話。いいロケーションで安い家賃、とか散々言ってましたが、80数平米の住まいを豪華とは言えないでしょうし、ロケーションだって何かことがあれば国会なり議員会館なりにすぐ駆けつけられる場所ということです。全エネルギーを国政に傾け、いったんことが起これば国のためにきっちり役に立つ能力と実力のある人、そういう人に環境のいいところに住んでもらうということなのです。

 要は、それにふさわしい人を我々が選ぶ、ということを考えるべきであって、議員宿舎がいいの悪いのというのは、ねたみやそねみ、嫉妬といった人間の劣情を掻き立て、煽るような話なんです。そんな人は嫌いです。今回は市長になって、日々の行政もせずにひたすらパフォーマンスをやっているような気がします。地味なことより目立つこと、有権者の関心を煽り立てることばかりやっている、政治家として本道を行っているとはとても思えません。

 中部経済界のリーダーシップを担う方々を前に、そんなお話をさせていただきました。厳しいかもしれませんが、こんな見方も必要でしょう。これも名古屋を思う、国を思う、そんな心情からです、ということも最後に申し上げました。

 名古屋での講演後、大急ぎで東京に戻り、岸信夫さんの再選を祝う会、励ます会に駆けつけました。岸信夫さんがお礼の言葉を述べているところに到着、ぎりぎり間に合いました。挨拶をと言われ、先の参院選挙で山口県でのいろいろな集会に参加させていただき楽しかった、次は6年後、生きている保障は何もありませんが、もし元気で現役でいたらお声をおかけください、と言ったら皆さん大笑いでした。

 9日木曜日は事務所で、山ほど溜まった雑務をできるだけ処理、10日金曜日は姫路へ前入り、11日土曜日が兵庫県石川町での講演でした。ここは亡夫、周英明の研究室で彼を支えてくれた方の出身地、ご実家のお母様の顔も久しぶりに見たいと、千葉県からわざわざお越しくださいました。お会いするたびにとても嬉しそうに周英明の話をなさいます。同じ研究室にいて、相補う関係でした。学会や教え子の結婚式などでは、事務的なことが大変不得意だった亡夫に同行していただき、全部おんぶにだっこです。四国・今治での結婚式のときは、姫路に立ち寄って姫路城を見物したり、岡山に行ったりした、とのお話が出て、わたくしよりもよっぽど周英明を愛していると思えるような嬉々とした話しぶりに、わが連れ合いはこういうふうに愛されてたんだなぁ、と感慨ひとしおでした。とてもよい1日となりました。

101217a.jpg 101217b.jpg 「美齢塾 in 神戸」上がディナー、下が座談会

 講演会を無事に終わらせてから神戸へ、夜は「美齢塾 in 神戸」、会員の方がすべてを仕切って、それはそれは高級なところで、めちゃくちゃ美味しいディナーを、破格の安い会費で収めてくださいました。ありがたいことです。会場の都合上15名限定のディナーでしたので、参加できなかった方を加えての座談会を別会場にて開催しました。5時から8時までがディナー、8時からが座談会、予定の10時では終わらず、解散となったのはそろそろ終電となる11時でした。皆さんとても喜んでくださり、嬉しかったというメールがいくつも届いています。

 12日日曜日は須磨見物をして東京へ、三島駅での人身事故とやらで新幹線のダイヤが乱れました。めったに問題の起きない新幹線でも人災があるということです。起こって欲しくはないですね。

 13日月曜日はテレビの収録、毎日放送で、去年から始まった年末特集「たけしのガチバトル」、いきなり中国問題から始まりますのでぜひご覧ください。12月29日TBS系全国放送です。

 14日火曜日は衆議院議員・稲田朋美さんのパーティ、わたくしも発起人の一人です。福井の地元からもたくさんの方々が駆けつけてくださいました。頼まれて、稲田ご夫妻の横に立ってお客さまをお迎えするという、素晴らしい大役を、それに乾杯の音頭も。金屏風ではなかったのですが、こうやってホスト側に立ってお迎えをするのは、息子の結婚披露宴以来です。稲田さんを応援していますので、この大役を喜んでお引き受けいたしました。あまり知らない方がたくさんおいでになったのですが、にこやかな顔でお迎えしています。

 15日夜からマレーシアへ、理事長を務めるJET日本語学校が参加するJAPAN留学フェアです。日ごろJETのためにあまり働いていないので、すこしメイク・アップしておかないとクビになりますから。

ページトップへ