酷暑を乗り切る (2010年09月08日)

 

 9月に入って仕事に弾みがついています。2日から6日まで毎日講演でした。2日は名古屋で富士社会教育センター主催の講演、たくさんの労働組合の方々にお聴きいただきました。

 わたくしが労働組合で、というのはどんな関係、と思われるかもしれませんが、ここは旧民社党系の財団法人が運営している教育センターなのです。民社党は台湾独立賛成を日本で初めて公言した政党、わたくしはずっと応援していました。その民社党の方々がたくさん参加された自由党も応援していたのです。そこにいた小沢一郎さんも。2日は、わたくしの主張を、言いたかったことを曲げることなくしっかりお話しさせていただきました。

 その夜は名古屋マリオットアソシアで宿泊、美味しい飛騨牛をいただきました。有名な観光地で有名なお店やホテルのあるハワイ、でも食べることに関しては何と言っても日本には敵いません。そのなかでも牛肉、ハワイでまずい牛肉を散々食べてきたので、ここでリベンジ、そんな気分です。ホテルにある鉄板焼の那古亭、お肉は美味しいし、サービスはいいし、そのうえ宿泊客は15%引き、他のホテルですとせいぜい10%引き、割引のないホテルもあります。前は20%引きだったので、翌日総支配人に、なんで15%になっちゃたの、と訊くと、20%引きだと利用が多くて、ちょっと引きすぎか、といったことのようです。朝食のとき、レストランの入り口に、マリオットグループ内で最高の朝食を提供する、いただいたばかりのそんな賞状が飾ってありました。さすが、名古屋でのわたくしの常宿です。

 3日は佐賀の唐津での講演で、夜は福岡の日航ホテルに宿泊、これまた美味しいお寿司をいただきました。ホテルにある河庄、お魚を料理してもらったり、とても楽しい夕食でした。カウンターにいたお客さんが、あ!、僕はあなたの大フアンです、と話しかけ、何でもお好きなものを一つプレゼントさせてください、とおっしゃってくださいました。こんなこと初めてです。福岡だからこそ、九州の方だからこそそんなオファーがあるのでしょう。台湾では体験しています。でもそのときは、僕が全部支払います、でした。ちょっと知り合いだったりして、そんな出会いのときに、まあ稀ですが。日本では一度もなく、初めて、店長のお勧めもあって、ウニをいただきました。ご馳走さまでした。

 4日は岐阜羽島の養老で主催は中小企業家同友会でした。支部長さんが面白い方で、大工さん、建築会社をお持ちで、とてもいい腕でみなさんに頼りにされているとのこと。車に乗るときに、隣に座ってもいいですか、って、もちろん、と申し上げると、いやー、緊張してたけど、ざっくばらんの方で良かった、と安心した様子、お土産に牛肉はいかがですか、って、もちろんです、と答えました。その牛肉、飛騨牛が7日午前中に届きました。お昼、スタッフ全員で盛大なすき焼きパーティ、それは美味しい牛肉でした。養老のみなさま、ご馳走様でした。

100908.jpg 最高級飛騨牛ですき焼

 <スタッフからもひと言>冷蔵パッキングで届いた豪華な霜降り肉で、昼間から盛大なすき焼きパーティとなりました。鍋奉行はボスの金美齢、ジュージューという響きとともに美味しそうな匂いが事務所中に広がります。はい、ひとり肉3枚、とのボスの指令でスタート、いやー、実に上質なお肉、さしの部分もしつこさ無し、全体が口の中でとろけるようです。顔も気分もほころんで、楽しい会話が飛び交います。1枚が大きいので3枚で満腹、こんな豪勢なお昼、美味しいお肉と楽しい会話、養老のみなさまのおかげです。ありがとうございました。

 4日の夜は大阪のリッツカールトンで宿泊、毎日放送の取材を受けました。民主党代表選では4分の1の決定権をもつ党員・サポーター、そこには外国籍の人もいます。しかも、その国籍情報はない、そのことに関するインタビューでした。その後多くの新聞が取り上げるようになっています。在日外国人の地方参政権問題でこれだけもめ、反対の多い中、総理大臣を決める選挙で、ひっとしたら外国籍の人が選挙のキャスティングボードをにぎるかもしれない、これは大変なことです、と申し上げました。7日放送と聞きましたので、ご覧いただいた方もおられるかもしれません。リッツカールトンでは取材の方をお誘いして美味しい中華をいただきました。2日の鉄板焼、3日の寿司、4日の中華と、栄養を付けてこの夏を乗り切ろうとしています。

 5日は坂出、大阪から新幹線とマリンライナーで出かけ、飛行機で東京に戻りました。記録的な猛暑の中、ハードなスケジュールを毎日こなしていますが、高齢者がこのように元気で動き回っている、それは世代交代などとわめきたてる若者へのアンチテーゼでもあるのです。

 6日は東京で、麻生太郎さんの政経セミナー、特別講師です。この暑い中を全国から800人以上の方が麻生さんを応援しようと駆けつけています。新潟から来ました、という方もおられました。応援しているのは地元の人だけじゃない、全国にいる、ってことを目の当たりにしたのです。この大勢の方々をみて、今の状況の中で日本はいったいどうなるのか、ということをみなさんが真剣に憂い、考えている、そんなことをひしひしと感じています。麻生さんのお話をじっくりお聴きするのは初めて、日本の再生のためにどうするか、しっかりした、とても分かりやすい、かつ広範囲にわたる達見を拝聴させていただきました。半分ぐらいはわたくしが日ごろ述べていることと同じです。民主党議員にはない、長いこと与党だったベテランの、大きな器の政治家の存在をあらためて感じました。首相時代の1年間、その後の1年間、公の場での講演は控えてきましたが、2年ぶりにお話をさせていただきます、となったこの集い、その場に居合わせたのは幸運でした。

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