リッツ・カールトン大阪での朝食 (2010年09月15日) |
リッツ・カールトン大阪での朝食をご紹介します。オムレツです。いつも作っていただきます。オムレツって、簡単なようですが難しいんです。柔らかさ、焼き具合、これが大変に難しい。オムレツができればフランス料理では一人前、と言われるほどです。当然各自の好みがあって、わたくしは卵の汁が垂れない程度、しかもふんわりと柔らかい、この焼き具合、ナイフを入れた瞬間に分かります。期待に弾むこの瞬間こそ大切なのです。
焼き肌、というのもあります。いろいろなホテルでいただきますが、焼き肌がまた違う。テフロン加工かなにかの簡単なフライパンだと、焦がさないようにということなのでしょうが、あまり美しくはない。しっかり使い込んだ、油がしみ込んでいるような鉄のフライパンで、ベテランのシェフが焼いたオムレツは一目でわかります。写真は、リッツ・カールトン大阪のスプレンディードで特別に作っていただくオムレツです。
朝食はビュッフェ、というホテルも多いのですが、それしかなければ甘んじていただきますが、いろいろとあるものから選んで、食べ切れないほど盛ってくる、それは好みではありません。アメリカンブレックファースト、ということで決まったものを食べる。まずはミルクたっぷりのカフェオレ、美味しいクロワッサン、それに好みの具が入ったオムレツ、具はマッシュルーム、ハム、トマトなど、最後にオレンジです。リッツ・カールトンでのわたくしのいつもの朝食、その日の活力源ともいえるでしょう。