今治タオル南青山店オープン (2012年06月19日)

 

 16日は「今治タオル・南青山店」へ出かけました。「今治タオル」ブランドの直営店で、前日の15日に南青山・フロムファーストビル2階にオープンしたばかりです。このビルには、知り合いがやっていたアパレル店があったので、昔よく行きました。ですから土地勘があって行きやすいところ。銀座にある今治タオルのお店に行きたいとずーっと思っていながら、なかなか踏ん切りがつかなかったのですが、南青山店オープンの案内を伊予銀行新宿支店からいただき、やっと行く機会ができました。

 講演で「メイド・イン・ジャパンへの回帰」というお話をするときに、今治タオルについてふれます。日本製の、とても身近な製品だからです。そんな日ごろの言動を確認する意味もあり、応援とお祝いを兼ねて、オープンの日はどうしても行けなくて、その翌日、家族で出かけました。家族みんなが、いいよね、っていうようなタオルがそろっています。120社ほどが参加しているタオルの協同組合が立ち上げた「今治タオル」ブランド、その直営店、みんなが一致団結して、自分たちの製品をプロモーションするという、しかもブランド名は今治、素晴らしくかつスマートなやり方です。海外にも少しずつ知れ渡ってきたとのこと。日本のタオル市場はいま、中国製が80%、日本製が20%で、これをあと5%アップして、25%にするのが目標だそうです。丁寧にきっちり目が届くように作るためには、それがマキシマム、と伺いました。

 お店は、早朝からたくさんのお客さんで、お花もたくさん届いていて、店内に置き切れず外にもありました。旧知の伊予銀行頭取森田さんからのお花もあり、いやー、届けてるんだ、と思いながら、人と人との結びつきや、今治に行ったときのことなどを思い出しました。こういうときに買物してお祝いする、何でもないことですが、人間関係にはタイミングが大切なのです。家族みんなでタオルをたくさん買わせていただきました。

 16日は大阪で「自分大学」という催しものでの講演です。「自分大学」というものを知らなかったのですが、主催者から事前に送られた本やDVDで、いろんなことを一生懸命やろうとしている人たちが集まっている、ということが分かりました。参加者は40人ほど、大人数ではありませんが、みなさん熱心で、志のある方々です。真剣にお聴きいただいたので、思わず、みなさんへのプレゼントがあります、と言いました。年末年始に台湾にいらっしゃることがあったら食事をしましょう、と。そしたら、台湾ツアーを組む、という話をしたばかりだったそうです。実にタイミングのよいわたくしの申し出となりました。

 前々回のコラムでお話した高知での講演、日本生命高知支社主催でしたが、支社長さんが、ことづかったとお茶を渡してくださいました。いろいろな種類があって、それぞれが工夫されたパッケージになっています。ティーバッグもあって、1袋づつが丈夫な紙で丁寧に密封包装され、しっかり湯切りしますと3煎できます、とあります。わたくしが日台交流のツールとして取扱っている台湾烏龍茶「金美齢のお茶物語」も、何煎も楽しめるとアピールしていますが、こちらは高山茶、に対して、なんとワイルド・マウンテン・ティーの名称、ライバル意識を少々掻き立てられます。土佐の山深いところにある国友農園というところで作っています。

 「たかじんのそこまで言って委員会」でコンプガチャの規制がテーマの一つになりましたが、その放映をご覧になった方から、「取り締まるのはコンプガチャでは無く、パチンコ」とのご意見をいただきました。パチンコは消費者金融にはまる入口、というようなところがあって確かに問題だと思います。テレビ局からの帰りのタクシーで、同僚が借金し始めるきっかけはパチンコ、と運転手さんから聞いたことがあります。でもパチンコにアクセスできるのは大人だけ、それにはまろうと、それは自己責任です。もちろんない方が良いのかもしれませんが、民主主義の自由な世界では簡単に規制できません。そんなところにも堕落してく要因があるのですが。でもコンプガチャは子供でもアクセスできます。これが最大の問題、だからこそ規制すべきなのです。

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