日台交流サロンでのお花見の会 (2012年04月11日) |
いやー、盛り上がりました、日台交流サロンでの久しぶりのパーティです。昨年は震災やわたくしの多忙でパーティは1年間なし、みなさん待ちに待ったという感じで一気に盛り上がりました。4月8日が美齢塾の若者たち、翌9日が政界、マスコミ関係者の寿司パーティでした。顔を合わせると「寿司を食わせろ」という人もいて、期待されているのは分かっていましたが、こうして開催し、みなさんの愉しむ姿を目の当たりにすると、やってよかったと思います。まあ、最も愉しんだのはわたくし自身だったのかもしれません。なにしろたくさんのお気に入りの方々に囲まれて、それも人数に限りがあってご招待をあきらめあきらめしながらお招きできた人たちなのですから。
4月9日快晴、新宿御苑の桜は満開で最高の見ごろ、開花時期にやきもきする例年ですが、今年は絶好の花見日和となりました。数日前の春の嵐で花が散ってしまわないか心配しましたが、幸いそのようなこともなく見事な桜が眼下に広がっています。日台交流サロンをオープンして約30年、昨年を除いて毎年開催している「お花見の会」、ご用意したのはいつもの極上のお寿司といつもの最高級松阪牛ステーキです。にぎるのはいつもの「すし勝」の親父さん、とにかく最高のネタを仕入れてね、とお願いしただけあって見事な魚介類の数々、大トロを含んだマグロの巨大な塊を見ただけで嬉しさがこみ上げてきます。
わたくしのパーティは堅苦しいことは一切なし、来られるのもお帰りになるのもそれぞれのお好み、乾杯やスピーチなどは当然ありません。もちろん全員がご招待、会費はなし、手土産もお断りしています。眼下に広がる素晴らしい景色、美味しい食べ物、愉しい会話、それで十分、お招きした方々同士での素敵な出会いやその後の進展がたくさんあり、「こんなパーティ、初めて!」と感激される方もおられます。日本広しといえどもこのようなパーティを開催する人はそうはいないでしょう。お招きするのはわたくしのお気に入り、もしくはそのお仲間、地域のため、お国のため、日台のために活躍されている、あるいは将来活躍されるだろう方々です。ここでの出会いを通してそういった方々が結びつき、新たな活動が生まれる、それがわたくしの願いです。事実、いままでそんなことがたくさんありました。これからもきっとあるでしょう。
パーティの準備が整い、最初にお越しいただいたのはモラロジー研究所、廣池学園の廣池さんご夫妻とご子息、お嬢様、奥様とお嬢様はその後立ちっぱなしでパーティのお手伝いをいただきました。続いて安倍晋三さん、途中中抜けしなくてはいけないので少々早めのお越し、お客様のまだいないところでしばしお話ができて、ゆっくりお寿司を召し上がっていただくことができました。いつもは大勢の中で召し上がっていただくため、ご本人が遠慮されて早めに次の人に寿司席を譲られてしまうのです。その後ぞくぞくとおいでいただき、みなさん安倍さんがおられるのを見て大喜び、最初からいきなり盛り上がりました。中抜けも短時間ですぐ戻られ、ほとんど最後までご歓談いただきました。
三宅久之さんが奥様と共においでくださいました。ここ数年、体調が万全ではなかった奥様にはお越しいただけず、大好きなここのお寿司をお土産に持って帰っていただくだけでした。久しぶりにお二人お揃いで、奥様のお元気なお姿を拝見し、とても嬉しく思いました。こんなところにも、このパーティをみなさんが楽しみにしていただいている様子が伺え、わたくしも本望です。藤原正彦さんもご夫妻でおいでいただきました。政治家、評論家、作家、編集者、TVプロデューサーなど総勢50名以上にお集まりいただき、最後まで大盛り上がり、みなさん心から楽しまれている様子でした。もちろんわたくしも。
みなさんが召し上がったお寿司は70人分、と「すし勝」の親父さんが教えてくれました。松阪牛ステーキは約8キロ、ステーキ担当の事務所スタッフAさんも大忙しだったようです。わたくしもほとんど飲まず食べずにみなさまのお相手をさせていただきました。廣池さんの奥様やお嬢様、それに台湾からの留学生やうちのスタッフ、みんなに支えられての盛大なパーティ、これからも体力、気力を維持して次ができたらいいなぁ、と考えています。何しろパーティ大好き、人間大好きなわたくしですから。