台湾でのお茶購入トラブル (2012年03月01日)

 

 表題でのメールが届きました。とても残念なことですが、みなさまにもお知らせした方が良いと考え、全文をここに掲載いたします。ご一読ください。
 情けないことですが、台湾といえども良心的なお店ばかりではないということです。信用できるお店で購入できればよいのですが。最近は、ベトナムの茶葉を輸入し、台湾で少し手を加えて台湾産としているところも増えていて、日本で販売されているとても安い台湾烏龍茶はおそらくそのひとつでしょう。
 12年前に金美齢事務所を開設したときから、日本に台湾烏龍茶を紹介したいと思いながらも、なかなか実現できなかった理由の一つが、みなさんに安心して、自信を持ってお勧めできる烏龍茶との出会いがなかったということなのです。今回事務所で販売を開始した烏龍茶「金美齢のお茶物語」で初めてそんな思いが実現しました。日台交流のツールとして活用できたら、と考えています。

***** メール内容 *****
 初めまして。○○に住む者です。たかじんのそこまでいって委員会ですっかりフアンになり、昨秋当地での講演を聴きました。何時ものスッキリした話に時間が早く過ぎ、お礼を(奈良法輪寺の建立時の檜)申し上げたかったのですが、時間が無く残念でした。
 2月16日?20日、2回めの台湾旅行に出掛け、ガイドの案内で大きな茶芸館でお茶セミナーを受けました。糖尿病の私は、32年寝かせたプーアール茶と阿里山のお茶を購入しました。セミナーでのプーアール茶は茶葉が全て3・4枚ですと開いて見せましたが、買ったお茶は、茎と形の殆んど無い崩れた葉でした。
 故宮博物院から乗ったタクシードライバーから、プーアール茶は中国産ですよと教わりました。まさかこの様な商売が行われているとは考えもしませんでした。
 高雄のガイドやこのタクシードライバーは、国民党への憤懣を話してくれましたが、この感情が本当に良く納得できました。台湾が中国化しているのを実感した旅でした。どうぞこの具体的な事柄を皆様にお伝えいただければと思います。

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