曽野綾子さんとの対談 (2012年05月29日)

 

 22日は岡崎久彦さんの年に1度のパーティ、会場は永田町にある星稜会館というところ。地図を用意してタクシーに乗り込んだのですが、分かり難いところで、運転手さんがナビを使って一生懸命探したりしてなんとか到着しました。おまけに雨。でも日本人は義理堅い、こんな悪天候でもたくさんの人が集まっています。到着早々、いきなりのご指名で数分のご挨拶をいたしました。

 さほど大きくはないホールに、出来合いのいろいろな食べ物がありましたが、わたくしはこういう場で食べるということはあまりしません。会場で、前衆議院議員の島村さんにばったり出会い、二人で逃げ出しました。島村さんが懇意にしている道場さんという和食の鉄人のレストランへ、銀座にあるのですが、これがとてもよかったです。パーティ会場に到着したとき、雨の中、帰りのタクシーもつかまりそうにもなく、どうしよう、誰かに会えないかなぁ、と思っていたところでした。一番いい人に出会いました。二人で美味しい食事を、さらに自宅までお送りいただき、もう完璧、これが人間関係の素晴らしさです。

 24日は長野、長野法人会での講演です。松本にはよく行くのですが、不思議なことに長野は初めて、という気がします。長野新幹線は、軽井沢には昨年、次の佐久平にはずいぶん昔に講演で行きましたが、終点の長野に行った記憶はほとんどありません。法人会は、中小企業に向けての経営セミナーの開催や、税納付の啓発・奨励活動をしていますが、会長さんには地元の銀行の頭取さんがなられるケースが多いようです。静岡法人会もそうでした。長野法人会は八十二銀行の頭取さん、よく見かける銀行ですが、本店が長野とは初めて知りました。あんずをベースとした美味しい銘菓をお土産にいただきました。

120529.jpg 120529.jpg 曽野綾子さんとの対談

 25日、新宿御苑が見える日台交流サロンで曽野綾子さんとの対談、月刊「教育再生」というミニコミ誌の来月号に掲載予定です。曽野さんとは、この雑誌で2回目、正論で1回対談しています。この日、曽野綾子先生を生で見たいと、スタッフほぼ全員が集合、みんな興味津々でした。曽野さんとの対談はわたくしも楽しみ。会ったらいきなり二人で盛り上がって、聞き手の八木秀次さんが口をはさむ機会もないまま、あっという間に時間となってしまいました。そんな楽しい対談でした。月刊「教育再生」をお読みの方、ご期待ください。

 26日は渋川青年会議所主催の講演会、渋川ってあまり聞かない地名なので、事前に地図で調べてみると近くに伊香保温泉や榛名湖がありました。榛名湖は子供たちが幼いころ、おそらく初めての遠出だったかと思うのですが、民宿に何泊かしたことがあります。伊香保温泉にも散歩で行きました。懐かしいところで、娘に話しをしたら、朝フレンチトーストを食べに連れて行ってくれたよね、とか、馬車に乗った、とか、わたくしよりも鮮明に記憶しています。このあたりに出かけたのはそれ以来じゃないかと思います。講演ではそんな思い出話もさせていただきました。いつもは西日本に出かけることが多いのですが、今回は、長野、渋川と2回続けてJR東日本の新幹線での移動となりました。

 渋川青年会議所メンバーの一人である大武農園の経営者の方から、肩書に「百姓」と書いた名刺をいただきました。いいですね。自分の仕事への誇りが伝わってきます。美味しいものをたくさん作っている、とおっしゃっていたので、仲良くしましょうね、と申し上げました。日本の食べ物の自給率は4割だそうですから、いざというときにSOSが出せる心強い方です。

 月刊「WiLL」の7月号に「どじょうに総理の資格ナシ」がトップで掲載されました。ぜひご覧ください。

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