台湾ゲストハウスでの国際交流 (2010年05月14日)

 

 前回報告し忘れましたが、5月4日火曜日は日台交流サロンでのしゃぶしゃぶパーティでした。76歳の後期高齢者から6月に20歳となる若者まで総勢7人、全員シングル、ゴールデンウイークは家庭を持った方は家庭サービスということでお誘いするわけにはいかず、自由な独身者だけで大いに盛り上がりました。このパーティに台湾からのお客様をお一人お迎えしています。

 女性で、台湾の民進党がまだ与党だったとき、テレビのディレクターでした。彼女の番組にわたしも出演したことがあります。その後、青年のいろいろなアクティビティを補佐する行政院に引き抜かれ公務員となりましたが、民進党・謝長廷(しゃ ちょうてい)の総統選挙応援のために退職し、謝長廷が国民党・馬英九(ば えいきゅう)に総統選で敗れた後、国際交流の草の根活動を始め、現在ゲストハウスを運営しています。その宣伝かたがた日本に来ました。

 来日のきっかけは、ゲストハウスに泊まったことのある日本人女性からの誘いでした。今回のゴールデンウイーク、暇はあるけどお金がないので台湾には行けない、よかったら日本に遊びに来ないか、と。ところが誘ってくれた女性の住まいは狭いので、その女性の友人宅に一緒に転がり込み、3人で1週間ほど暮らしたそうです。お客さんが彼女を誘い、付き合い、お客さんの友人宅に一緒に住む、ゲストハウスはそんな草の根の交流を生む場となりうるということなのです。そんな仕事に彼女は生きがいを感じていて、ハウスのスペースも少しずつ増やしています。

 「たかじんのそこまで言って委員会」ウエブサイト主催の3月の台湾旅行を終え、今度は若い人たちだけを集めて台湾に行ってもらおうと、経済的負担を軽くするために飛行機や宿を各自が自由に手配し、現地集合でわたくし主催の日台交流パーティに参加してもらう、そんなことを考えていると以前申し上げました。そんなところに入ってきたこのゲストハウスの話し、若い人の宿としては最適かもしれません。世の中、いろいろなことが、いろいろなところで上手につながってくるものです。

 彼女のゲストハウス「楽楽」、みなさんも台湾で宿泊の必要がありましたらぜひお申し込みください。わたくしはまだ見ていませんが、しっかりとした考えで運営されており、間違いはないと思います。一度顔を出したいとは思っています。小さなサロンでのいろいろな集まりもやっているようですが、いまのところは台湾語なのでみなさんの参加は無理かもしれません。ただ、わたくし主催の日台交流にこのサロンを借りることがあるかもしれません。ということで、4日は男も女も和気あいあいと、美味しいしゃぶしゃぶを食べながら皆で語り合いました。

 12日水曜日は八王子での講演でした。首都圏での講演会は珍しいのです。「たかじんのそこまで言って委員会」が放映されているところからは頻繁にお話しをいただくのですが、放映のない首都圏からのお話はあまりありません。多摩信用金庫経営者研究会八王子支部主催の講演会で、信用金庫がいかに地元密着で、いい仕事をし、サービスもきめ細かい、とわたくしがかねがね身にしみて感じていることを述べてまいりました。たまたまですが、同じことをWiLL6月号にも「郵貯預入限度額二千万円 "亀の横暴"は許しません!」というタイトルで述べています。信用金庫のような、地元密着の民間企業を圧迫することは許さない、とも書きました。

 講演後の懇親会で隣り合わせとなった経営者研究会の会長さん、実に面白い方で、しかもアイディア豊富というか、発想の転換が見事というか、何と八王子でアワビを育てているそうです。海とは全く無縁の八王子で。いやー、びっくり仰天です。愛媛県から稚貝を買ってきて、天然アワビが育つのに4年かかるところを、2年で育てようと実験しているとのこと。三百の稚貝を買ってきたのですが、試食を重ね、いまは百数十しか残ってない、でも、2年で10センチぐらいに育っているそうです。八王子産アワビなんてにわかには信じられません。願わくば試食させてもらおうと、「食べさせてくれなければ信じない!!」と会長さんに申し上げました。世の中、頭の回転のいい方、発想の転換がすばらしい方がいるものだと、とても勉強になりました。

ページトップへ