日本は大国です (2010年04月15日)

 

4月5日、6日と開催しました事務所恒例のお花見パーティーは大盛況で無事に終わったのですが、それから十日近く経っても、まだ八階の窓から新宿御苑の桜が愉しめました。天候が急に寒くなったりして暖気とせめぎ合ったせいで今年のお花見の期間は例年より長かったようです。

二日間連続のパーティーの疲れも感じずに、一日置いた8日長野県松本市へ元気に出かけました。旅の道すがら電車の窓から又お花見を楽しんで松本に着きました。医療関係の方々の会合で講演をし、一泊して翌9日早朝7時4分の特急で名古屋に入り、そこからさらに新幹線で新大阪へ向かうというハード・スケジュールでした。

どうしてそうなったかと申しますと、9日に大阪の読売テレビで「たかじんのそこまで言って委員会」の収録があったからです。
その11日の放映をご覧になった方がいると思いますが、森喜朗元首相が登場なさるので、この出演を逃すわけにはまいりませんでした。

松本では夜遅くまでの会合でしたので、大阪への出発が収録当日になってしまいました。
中央本線は列車本数が少ないものですから、"朝はゆっくり"をモットーとしている生活のリズムを例外的に崩しました。
早朝行動を起こして7時4分発の列車に飛び乗り大阪に行き着く、本当にハードなスケジュールでしたけれど、無事12時半にスタートする読売テレビの収録に間に合うことができました。

松本から名古屋へ往く中央線の特急しなの号に乗っていますと、雪を頂いた中央アルプスの山々が見えてきます。ほんとうに素晴らしい眺め。そして面白いことに、松本から出てしばらくしますと車窓から望む沿線の桜はまだ三分咲き、しばらく経つと五分咲き、名古屋近辺になると満開。季節の流れを目の当たりにしました。

よく日本は小さな国といいますけれど、たかがと言っては失礼ですが、松本から名古屋にかけて、気候、温度がかなり違い、桜が三分咲き、五分咲き、そして満開となる。
朝早くてたいへんだったのですが、木曽川に沿って走る電車の中で、ホテルで用意してもらった朝食をゆっくり食べながら、お花見をしたこの二時間の旅は実に楽しかったのです。

じつはホテルでカフェオレをつくってもらえなかったので、松本駅の中のスターバックスで買おうとしました。でも朝早くて開いていない。入り口には9時開店とある。
仕方なく構内のコンビニでホットの缶入を買ったのですが、ホームで電車が来るのを待っていたら、なんと駅の改札口までアテンドしてくれた女性が大急ぎでそこまで駆けつけてくれました。
「先生!スターバックスが開きました!」とカフェオレを届けてくれました。改札口で別れた後、彼女はあきらめずにお店の前で待っていたら奇跡的に早く開いたのです。あったかいカフェオレとあったかい気持ちをほんとうにありがたいと思いながら、カフェオレを飲み、サンドウイッチを食べ、自分が持って行ったデコポンを口に運び至福の二時間をすごしました。

読売テレビの11日放映の番組をご覧になった方はたくさんいると思いますが、必見です。見逃した方は収録した方から借りるとか、ネットで手に入れるとか、手を尽くしてぜひご覧ください。

9日の収録後、大阪に一泊しまして、10日は名古屋に入りました。
名古屋では県議会議員の須崎かんさんの催し事に参加しました。場所は名古屋市天白区。名古屋には何回も行っているのですが、まだ行ったことがない地区でした。
名古屋も広うござんす。日本は小さな国だと思っている方々は反省して下さい。
日本は本当に大きな国です。名古屋一つとっても行ってないところがいっぱい。

翌11日は岐阜県可児市で講演があったのですが、これがまた遠かった。
名鉄で犬山市まで乗って、そこで新可児往きの列車に乗り換える。それがガラガラで同じ車両に私の他には、こちらに目もくれずに仲良くしている若いカップルが一組だけ。
また車窓からお花見をしながら、日本ライン今渡駅というところまで参りました。
こうやって手間暇かけて、いろいろなところに行っていますと、ほんとうに日本って大きな国だなとつくづく思います。

可児市はそれほどおおきな街ではないのですが、幸いにも青年会議所主催の会合にはたくさんの人が来て下さり、前もって送っておいた『私は、なぜ日本国民となったのか』100冊が完売しました。須崎かんさんの会合でも100冊完売。皆さん、ほんとうにありがとうございました。名古屋でも可児市でも夜は若い人たちと一緒に食事。美味しいお肉をご馳走になり、楽しいときを過ごしました。

翌12日は岐阜県土岐市で行われる自民党衆議院議員の古屋圭司さんの政経フォーラム。
名古屋のアウトレットというと、好きなブランド店がある長島のジャズドリームに行くのですが、以前東濃信金の方から、土岐にもアウトレットがあると勧められていました。
古屋さんの後援会スタッフの方に前もって迎えに来て頂き、雨の中をご苦労さまにも案内頂きました。好きなブランドは入っていなかったのですが、「バリー」でいい買い物ができました。

なにしろテレビに出るために自前で衣装を用意しています。毎回違う衣装なので、たいへんです。
「100%チャイナ・フリー」、つまり中国製の物は絶対買わない。中国のものは一切飲まず、食わず、買わず。洋服を買うにもいちいち老眼鏡をかけて、ラベルをきちっと見て、中国製と書いてあったら、NO!
ところが中国製に限ってちゃんとした表示がないのです。その一方でMADE IN ITALYとか日本製というのは堂々と表示しているのです。ですから衣装探しはけっこうたいへんで、アウトレットで割引で買っても、まだまだ高い。しかしたくさんの視聴者が、どういう姿で出てくるか、いつも楽しみにしてくださっているので、気が抜けません。

実は一度ホームページに、「金美齢は金持ちブランドばかり、金持ち志向で嫌いだ」という投稿がありました。でも「あなたが嫌いでも関係ないわよ! Not  your  business !」ということです。
テレビに出てくる金美齢のファッションを楽しみにしてくださるご婦人方がいっぱいおります。その方々の期待に沿うように、失望させないように、そして自分も一生おしゃれを楽しみます。

今まで行くことのなかった土岐のアウトレットにもようやく足を踏み入れることができました。雨の中を付き合ってくださった古屋圭司さんの後援会の方々にはほんとうに感謝しています。ありがとうございました。

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