台湾独立建国連盟50周年記念 (2010年03月10日)

 
100310.jpg 3月1日は曽野綾子さんと「教育再生」で対談

 三寒四温とはいえみぞれ混じりの雨でとても寒かった昨日、朝大阪を発って東京に戻りました。相変わらずの忙しい日々です。2日火曜日は佐賀で佐賀法人会主催の講演会、3日は山口の航空自衛隊防府基地でパイロットの卵や教官にお話をする機会があり、4日は大阪で阪急三番街商店街の方々や企業経営者の皆様に講演、5日JET日本語学校の卒業式、7日台湾独立建国連盟50周年記念、8日が大阪青年会議所月例会での講演でした。

 JET日本語学校の卒業生たち、今年は進学成績が非常に良くて、一橋大学大学院を始め、早稲田、慶応と、ほとんどが目的校に合格しています。このためひとしお嬉しい卒業式となりました。前数列を占めている目的を達成した子どもたち、全員がきちっとした身なり、リクルートファッションのような格好で、上段から見ているとあまりにも画一的で少し不思議な光景でもありました。学生の進路をしっかり見届けることができて、学校側としても大変喜ばしい卒業式でした。

 わたくしが50年間所属している台湾独立建国連盟の50周年記念の会、大勢のお客様においでいただきました。1960年に台湾青年社として発足して半世紀、いろいろと支えてくださった方々をお誘いしての会はまるで同窓会、台湾から黄昭堂主席がかけつけて、この50年を振り返り、今後に向けての決意を語っています。懐かしい写真やビデオを観ながら、思うのは「若かったな」ということ。長いのか短いのか、50年という時間、いまの自分があるのはこの50年間逃げずに戦ってきたからこそ、と改めて思うのです。この積み重ねの上に今日がある、と我ながら少々誇らしくもあります。

 大阪青年会議所は世界一の会員数を誇っているそうです。びっくりです。東京よりも会員数が多い、世界一だなんて、素晴らしいこと。頭数が支配するこの世の中、それだけ力があるということです。若い人たちの針路について、日本が抱えている一般的な問題の他に独自の問題もある大阪では、橋下知事がいろいろな提案をし、活発な論争が始まろうとしています。青年会議所のみなさんの積極的な参与を望みます、そんなお話をさせていただきました。

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