4泊5日の講演旅行 (2009年10月28日)

 

 21日水曜日出発の4泊5日で、広島・呉での講演、大阪でテレビ収録、滋賀県・栗東の講演、北九州・小倉での講演と周り日曜日に帰宅しました。この間、なじみの広島を3回も通過、上空通過も入れると4回です。翌月曜日は東京でのテレビ収録、火曜日の昨日は、秋晴れに映える冠雪の富士山を窓越しに眺めながらの原稿執筆と忙しい日々ですが、疲れはほとんどありません。きっと、行く先々でみなさまからの心のこもった歓迎をいただいているからでしょう。

 滋賀県・栗東は「天皇陛下御即位二十年をお祝いする滋賀県民の集い」での記念講演でした。大勢の方が参加され、盛大にとりおこなわれたこのようなお祝いでの講演はとても光栄なことです。栗東は新幹線駅を作る作らないで話題となり、「駅は作らない」という方が知事に選出されて決着がついたという町です。各駅停車しか停まらない駅に突然新幹線を停めるというのも分かりにくいように思うのですが、これは住んでおられる地元の方々でないと分からないことなのかもしれません。

 昼の栗東講演の後は夕方から小倉講演となっており、電車の遅れが許されないぎりぎりの移動時間しかありません。しかし、前日の大阪から京都への移動、当日の京都から栗東への移動ともにJR西日本に遅れがあったのです。小倉へは京都からの新幹線なので、栗東から京都が遅れてしまうと予定の新幹線に乗れず、小倉での講演に間に合いません。やきもきしながら、栗東駅への電話確認などをお願いしました。幸いにも遅れは回復しており、小倉には予定通り到着したのですが、「予定通り」を「幸い」と思わせるようなJR西日本はどこかおかしい、そんな気がします。あの福知山線の大事故以降、歯車が少しかみ合わず、悪い循環に陥っているのではないでしょうか。現場での印象ですが。

 今回のグルメハイライトは、京都ブライトンホテルにあるリニューアルされた鉄板焼きのお店での美味しい米沢牛です。料理長が米沢まで出かけ、牛とにらめっこして2頭も仕入れたとのこと。とても繁盛していて45分も待たされ、お腹もすいて少々ご機嫌ななめでしたが、席に着くと次から次へと美味しものがでてきて、終わったころにはもうすっかりご機嫌でした。米どころ新潟からのこしひかり、恵那の知り合いからの中津川の栗きんとんが自宅に届きました。味覚の秋はまだまだ続きます。11月になるとまたハードスケジュールが始まります。それまでの1週間、東京にいて少しはゆっくりできそうです。

ページトップへ