「アベノミクス」と3回唱えて (2013年10月08日)

 

 10月1日は金沢、翌2日の金沢テレビでの収録のための前泊です。午後7時少し過ぎに小松空港に到着して、8時から銭屋というところでご馳走になりました。このお店、前回行ったとき、金沢でここが美味しくないって言われたらもう行くとこがありません、とまで言われたところです。8時過ぎにはもう終わろうというお店なのに、8時から始めて、特別に10時半まで席を取ってくださいました。女将さん、それに仲居さんまでが付き合ってくれて、というかわたくしが付き合ったというか。なにしろ仲居さんは「美齢さん」と呼びかけるほどの、わたくしのファンなのです。

 張り切って、美味しいものをたくさん用意していただきました。その中でも特別美味しかったのが、のどくろ、これはもう北陸でしか食べられません。松茸もふんだんに焼いてご馳走していただきました。見事な松茸がたくさん出てきたときは、思わず、今日は誰が払うんですか、って訊いちゃいました。いったいいくら請求されるのか、ってつい考えてしまって。

 終わり近くに簡単なすき焼きが出て、さすがにほとんど入らない、しかも最後は和風パエリア、なにしろ海鮮が豊富なところなので、それが鍋一杯に溢れています。これが東京に帰る日なら、持って帰りたい、って言ったところですが、残念ながら翌日が1日がかりの収録なので、悪くなってしまいそうで、涙をのんであきらめました。ご馳走してくださった方は金沢在住なので、家内に持って帰ろう、って。

 翌2日の収録は、ローカルでの放映なので金沢テレビ以外ではご覧いただけませんが、加賀友禅と八田與一さんを訪ねる金美齢金沢の旅です。金沢独特で、かつ誇りとしているものの一つが美しいアートの加賀友禅であり、日台のために貢献した八田與一さん、ということで。収録では、加賀友禅の工房、金沢ふるさと偉人館、ここの偉人の一人が八田與一さん、それに八田さんの生家、その隣にある、彼が通った八田さんの展示室もある花園小学校、などを訪ねました。

 ローカル放送ですから出演料の安いこと、雀の涙のような、なのにですよ、その倍もの買い物を加賀友禅の工房でしてしまいました。いつものように、「アベノミクス」と3回唱えて、山とあるストールですが、また買いました。工房の跡継ぎである若者が染めた、殿方も使えるようなものにと工夫した、とても美しい色のストール、4本も買っちゃいました。しっかり活用させてもらいます。

 その日に東京に戻って、翌3日は大阪、日本生命茨木支社の会合で、数百人の方々を前にお話をさせていただきました。何だか、みなさん緊張なさっていて、なかなか笑いがとれません。みなさん何でそんなに真面目な顔をしてらっしゃるんですか、って思わず言ってしまいました。まあ、生命保険大好きなわたくしですので、話はとてもしやすかったです。

 4日は読売テレビ「そこまで言って委員会」の収録、6日日曜日にご覧になった方もおられるかと思いますが、面白い収録となりました。収録後は若いイケメン5人に取り囲まれての夕食、話が盛り上がって、気が付いたらもう夜中の12時近くでした。5日に大阪から金美齢事務所に戻ると、この日は夕方から女子会+1、しゃぶしゃぶを食べながら夜の更けるのも忘れて話し込み、夜11時ごろのお開きとなっています。

 6日日曜日、香港からシェフが来てるお店、恵比寿3丁目の交差点にあるのですが、香港料理と銘打っていてこれがかなりレベルが高い。ここは点心にしても何にしてもそのお店の手作り、値段は少々高めですが美味しいのです。今どきの安いお店は、セントラルキッチンみたいなところで調理して、冷凍して、販売する会社があって、それをお店で仕入れて解凍して出すのが大多数でしょう。ここはお店でしっかり手作りしています。いつも頼むのはオマール海老、それもちょっと大きめのボストン・オマール海老、の炒め、それにお魚のハタを蒸したもの、事前に電話してとっておいてもらいます。やはり美味しかった、満足です。

 4日の若者5人との夕食、台湾風だというので、わざわざ予約してもらって出かけたお店でしたが、ここは普通、まあちょっとB級でした。5日の事務所でのしゃぶしゃぶは最高、6日の香港シェフの料理はレベルが高かった、ということでした。今日は名古屋、明日は静岡です。

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