大谷山荘か古希庵か (2013年05月27日)

 

 16日が姫路の日本生命での講演、翌17日が大阪・読売テレビ「そこまで言って委員会」の収録、ご覧いただいた方もおられるかと思いますが、憲法改正についてお話しをいたしました。19日はロータリークラブのライラ、若い世代を育てるということで毎年開催されている会合で、わたくしは2回目、今回は広島です。ここで若い人たちに午前中お話しをして、午後からは美齢塾の集まりをしました。20日が大阪信用金庫での講演、21日は恵那、岐阜県李登輝友の会支部の総会、続いて恵那の関係者の方々への講演、終了後は懇親会でした。22日に久しぶりに事務所に出ると、スタッフから、元気がないですね、と言われて、ハードスケジュールが続いた上に、前日の総会、講演、懇親会でちょっとしゃべり過ぎました。喉も枯れるはずです。

 23日は呉信用金庫主催の文化講演会、毎年開催されており、ここでも2回目、2度呼ばれた講師はわたくしが初めてだそうです。終わってからは理事長さんはじめ何人かの方とゆっくり瀬戸内の美味しい魚料理をご馳走になりました。楽しいひとときで、仕事なのか、遊びなのか、ちょっとわからないようなことにもなりました。呉で思うのは、戦艦大和のミュージアム、10分の1の模型は非常に美しいフォルム、日本人なら一度は見ておきたい、日本人技術力の結晶とも言えるものです。さらにそこから海をちょっと渡ると江田島、旧海軍兵学校があります。ここも訪れたいところ。広島での美齢塾の翌日に、北海道からの塾生が帰りを1日延ばしてここを訪れています。

 24日が山口、経営者協会での講演、講演後の宿泊が古希庵という素敵なホテルでした。低層で落ち着いた和風のたたずまい、木をふんだんに使っています。できて2年だそうです。長門の大谷山荘も素敵ですが、ここも素晴らしい。新山口駅からのタクシーの運転手さんが、大谷山荘か古希庵かと言われております、と教えてくれました。夜、料理長さんが気合を入れて、素晴らしい食材を用意してくださいました。わたくしのような食いしん坊でも初めてお目にかかるような見事なあまだい、かさご、お肉までが並び、お好きなようにお作りいたします、と料理長直々のお出まし、こんな幸せな思い、まあいつも幸せな思いをしていますが、やっぱりこれが一番幸せだったかもしれません。見事な魚を目の前にして、お好きなように調理いたします、と言われて、これ最高です。

 このホテルでゆっくりできたらよかったのですが、翌25日早朝には東京に向けて出発しました。小学生の孫の運動会応援のためです。西原小学校、孫全員5人がお世話になっていて、いまいる2人は父親が赴任しているオーストラリアへ6月には行ってしまうので、これが最後の運動会となります。もう何年も行っていませんが、孫全員がお世話になっているので、挨拶も兼ねて、ということで、山口9時55分発の飛行機に乗りました。1時過ぎに学校に着いて、運動会を見ることができましたが、娘からは苦情を言われました。いまは高校生と中学生の2人の孫娘、娘の子どもですが、2人とも小学6年生のときリレーのアンカーとして走り、優勝している、それにもかかわらずママは全然来てくれなかった、と。前にも言われたのですが、またまた言われて。子どもの運動会って、実はあまり好きではないのです。でも、目の前で小さな子どもたちが一生懸命頑張ってるのを見ると、何がしかの感動があります。

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