内閣府から「桜を観る会」のご招待 (2013年04月01日) |
桜が、あっ!、という間に咲いてしまい、花見のパーティの準備が全く間に合わなくて、やめることにしました。3月末の週末でも桜はまだ十分綺麗でしたが、4月1日の息子のオーストラリア赴任、それにともなう家族での食事予定などと重なり、お客さんを呼んでやきもきするのはやめたい、ということでもありました。残念ですが、お天道様の不意打ちとでも申しましょうか、こういうこともあろうかと思います。新宿御苑の桜はスタッフだけで楽しんでいます。
内閣府から「桜を観る会」へのご招待の連絡が入りました。4月20日の開催、もうとっくに散って、花びら1枚どころが、散った花びらの絨毯さえ残ってはいないでしょう。新宿御苑でのこの会、初めて呼ばれたのは森喜朗さん首相最後の春でした。ご招待に応じて出かけて、みなさんに聞こえるように大きな声で、李登輝さんへのビザありがとうございました、とお礼を直接申し上げました。これが森さんとの最初の出会いでした。それから毎年ご招待いただきましたが、民主党政権になっての最初の春、さてどうするのか、と思っていたら案の定何も来ませんでした。早いですね、こういうことだけはさっさと決められるんです、他のことはまごまごまごまごしてるのに。可笑しくって、可笑しくって。
今回は、自民党が政権奪回して最初の春、どうかな、って思っていたら届いたご招待の連絡、自民党が与党になって良かった、と思えるひとつです。まあ、招待されなくても、新宿御苑の桜はわたくしの日台交流サロンから十分に楽しむことができます。でも、ご招待で新宿御苑に入る、入園料なしで堂々と入る、というのがちょっといいんです。わずかな入園料ですが、いつも眼下に眺める御苑は自分の庭感覚、そこにお金を払って入る、っていうのに抵抗がある、おかしいですね、わずか200円のことなのに。気分なんですね、人間って。
民主党野田前首相が、解散する、と言った翌日から、円安、株高、これも気分の問題なんです。こうしてできた流れを変えないように、私たち一人ひとりが前向きの気分を持続させていくのが、景気を押し上げ、ひいては日本の役に立つということなのでしょう。先日の本コラムで、長島アウトレットでの賑わいを伝えましたが、先週金曜日の「たかじんのそこまで言って委員会」収録後の大阪・伊丹から飛行機、どれも満員、新幹線でもいいのに、子供連れまでもが飛行機、みんなの気持ちが弾んでるのを実感します。わたくしも頑張って消費するようにいたします。
台湾での地震に関連して、義援金をどこに送ればいいのか、との問い合わせが来ています。どこで募金しているのかわたくしにもわかりません。わたくしとしては、義援金よりもできれば台湾に旅行していただき、交流していただきたい、と考えています。