南はオコゼ、北はキンキ (2013年03月13日) |
北海道、6日に出かけて7日に戻りましたが、無事往復できたことが幸運だったようです。行く直前の3日には暴風雪によるホワイトアウトで湧別の父親と娘さんが遭難しており、北海道全体で9人もの方が亡くなっています。また、帰った直後の10日は新千歳空港発着便に多くの欠航がでて、鉄道でも運休がでるという暴風雪となりました。まさに間隙をぬっての北海道、しかも遠い岩内、何事もなく往復できたのは本当にありがたい、よかった、の一言、心がけが良いということなのでしょうか。
9日土曜日は高松、ゾンタという女性の集まりが主催した講演会があり8日に高松に入り、夕食を馳走になりました。「ゾンタ」というは、スーインディアン語で「誠実と信頼」という意味だそうです。奉仕活動と婦人の地位向上、そして世界的な交流を通じて、理解と親善・平和を推進する為に努力する、というクラブです。
料亭じゃなくって、地元の人に人気の店で、できたらカウンター、といつものわがままをきいていただき、そこで大好きなオコゼの唐揚げを頼みました。オコゼは南の魚、九州に行くとよくいただきます。南はオコゼ、北はキンキ、これがわたくしの両巨頭です。白身でとても美味しいオコゼ、お刺身にして、それから骨を唐揚げに、と言われたのですが、全部唐揚げにしてください、とお願いしました。店の壁にはいくつかの短冊のようなものにメニューがあり、それぞれに値段が書いてあるのですが、オコゼだけ書いてない、ちょっと怖い、そういうのは本当は遠慮しなくちゃいけないのかもしれませんが、いきなりオコゼ、と言って。さすがに美味しかったです。
ゾンタの会員の方々十何人かとご一緒で、とにかく賑やか、美味しいものを食べてみなさんとても幸せそうです。帰りのタクシーの中で、みんな幸せなのよね、とゾンタの方がおっしゃり、自分の幸せを人様に少しでもおすそ分けしよう、何か世の中のお役にたとう、そんな心がけのゾンタの方々だから、といったお話になりました。自画自賛ではありますが。
チャリティ講演会で、みなさんが切符を売るのですが、今回は売りやすかったとのこと。予定よりもたくさん売れて会場は超満員、会員の方々は後ろに椅子を並べての聴講となりました。ゾンタの花は黄色いバラ、このバラのコサージュがありますがいかがですか、と事前に言われたので、それに合わせた服装を心がけて講演に臨みました。女性の集まりというのは本当にきめ細かく、いただいた花束も、いかにも春らしく、黄色いバラのイメージもあって、とても素敵です。大切に持ち帰りました。
今週はあまりスケジュールが入っていないので、せっせと歯医者さんに通っています。昨日12日は、メルマガを以前手伝ってくれていたF嬢が久しぶりに事務所にやって来ました。明日から取材で中国へ行くという、PM2.5で大変なので、マスクをたくさん持って行くそうです。取材は大切ですが、あの空気の悪いところで働くのは大変なことです。そのPM2.5が日本にも押し寄せてきて、えらい迷惑、まあ、この隣人、なんとも厄介、それに、東日本大震災追悼式での台湾の指名献花に反発して欠席するなど、大人げない。
WBCの対台湾戦では、感激したというメールをいただきました。娘からもわざわざの電話があり、とてもいいゲームだった、台湾チームのマナーの良さに感動した、と。わたくしは日本人ですから、日本が勝ってよかった、と思っていますが、負けっぷりがいいというのは立派なこと、人間時には負けることもあるわけですから。