昨年来の約束 (2011年06月22日)

 

 19日日曜日は福岡での講演です。昨年11月に福岡県直方で教育連盟主催の講演会があり、先生や保護者の方々にお話しをする機会がございました。その直後に、講演をお聴きくださった方からこのたびの講演依頼をいただいたのです。若い人たちにわたくしの話をぜひ聴かせたい、との熱意あるお手紙をいただいてから半年、これこそ自分の社会へのご奉公、とばかりに私財を提供し、地元のいろいろな人や組織を巻き込んでの講演会開催でした。わたくしも万全の備えで出かけなくては、との気持ちでいたのです。

 そんなところに、つい数週間ほど前に「石垣島での尖閣諸島を守る集い」への参加要請がありました。日にちは18日、その日は19日福岡講演のための移動日、無理をすれば参加できないことはありません。しかし、終了後の石垣島から福岡への空路、これが天候に大きく左右されてしまいます。万が一にでも移動できない事態になれば、半年前からの大切なお約束が果たせず、それまでプランを練り、準備をしてこられた方々や参加される方々を裏切ることになるのです。それは断じてできません。

 そこで、福岡への便が飛べるような直前の天気予報であれば行く、そうでなければ行けない、ですからわたくしの参加を前面に出しての集会参加への呼びかけはやめて欲しい、と申し上げて石垣島での集会参加を受け入れました。18日の天気予報は石垣島晴れ、九州大雨、でも北九州への空の便は大丈夫とのことで17日に石垣島に出かけました。夕刻の到着でしたが、まだ明るく、ホテルの部屋から眺めた青い空と碧い海にこの島の素晴らしさを実感しています。18日の集会、「金美齢来たる!!」とのポスターを横目に、約束が違う、などと思いながら会場に向かいました。集会での様子は美齢塾のメルマガでお話しいたしますが、終了後飛行機が飛び、那覇経由で福岡に無事着陸したときには本当にほっとした気分でした。

 石垣島参加がなければもっと早く到着予定だった福岡、わたくしをいろいろ案内しようと考えておられた講演依頼者、遅い到着で残念ではあったようですが、美味しい鹿児島和牛の夕食をご一緒させていただくことができました。翌19日の講演、予定数を越えての申込みに急きょ席を増やした会場では、雨模様にもかかわらずほぼ満席となりました。こうして無事終了したものの、実はもう一つ懸念事項が残っていたのです。

 翌20日は鹿児島県加治木町での講演、福岡から鹿児島までは初めて乗車する九州新幹線です。14日から続いている九州の記録的な大雨で18日には一部運休しており、運休や遅延によって講演に影響が出てはこれまた大変なことになります。幸い、九州南部大雨、との天気予報にもかかわらず無事鹿児島に到着することができました。このときも到着してほっとしています。午前中は大雨でしたが、講演前には普通の雨降りとなり会場は大入り満員となりました。この町の講演会では過去最高の人出、と喜ぶ主催者、大雨で来場者がまばらになるのでは、との心配を吹き飛ばす超満員の状況に、雨で良かった、晴れていたら収拾がつかないほどの来場者だったのでは、と微妙な心境のようでした。講演後、錦江湾で獲れた美味しいお魚をご馳走になり、お土産に加治木まんじゅうをいただきました。翌日事務所スタッフとともに美味しくいただいております。

 「ありがとう台湾 オリジナルTシャツ」、デザインが決まり製造に入りました。7月中旬の発送となりそうです。今月中にホームページからの購入申込を開始いたします。ぜひお買い求めください。

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