再び台湾へ (2011年03月30日)

 

 数か月前から申込んでいたマイレッジの切符がとれたので23日羽田空港から台北・松山空港へと飛びました。到着は夜でしたので、その日は何もなかったのですが、翌24日が台湾国家連盟の一年に一度の募金パーティ、翌々25日が早稲田大学・慶応大学の台湾同窓生の一年に一度の新春パーティ、26日がJET日本語学校の学生やこの4月入学生への相談会となり、27日に東京に戻りました。急きょ出かけた台北ですが、思いのほか忙しい日々となりました。

 台湾国家連盟への募金を目的とした24日のパーティは、日本の震災で亡くなられた方々のための黙祷から始まりました。この光景に、台湾人の日本に対する思いをあらためて実感しています。福山市でだったと思うのですが、お会いしたことがある日本人の方も台湾の友人に誘われて出席していて、日本人のための黙祷にとても感激していました。ディナー券1枚5000元(1万5000円相当)ですが、寄付のためのパーティですから食事は簡単なもので全然期待できません。

 翌25日は早稲田大学・慶応大学の台湾同窓生の新春パーティ、いまは台湾大学に留学しているわたくしの元秘書と、早稲田大学に進学した元JET日本語学校生と3人での参加です。会費は1人1500元でしたが、やはり食べるものは二の次でした。実は、そんなことは分かっていましたので、その日の昼食に友人を誘って大好きな台湾料理屋でいつもの仏跳スープをいただきました。それに、これもいつものカキの天ぷらや豚マメの胡麻油炒めも。

 26日は午後からずっと、JET日本語学校の帰国中の在校生やこの4月の入学生のために時間をとりました。何人かが訪ねて来ましたが、日本に行くことへのためらいがどうしてもあります。それは当たり前です。特に保護者の方々がとても心配され、わたくしの話を聞きに来られました。絶対大丈夫と言える自信はありません、結局はそちらでお決めください、という結論にはなるのですが、顔を合わせて話をすることで何がしかの精神安定剤みたいなものにはなったのではないでしょうか。

 その夜は、訪ねてきた在校生を誘って食事、と考えていたのですが、一人寂しく秀蘭で、となりました。一人なので豪勢な、というわけにはいきません。それでも、大好きな白菜と大きめの肉団子の土鍋と、地鶏のぶつ切りを注文、食べきれなかったぶつ切り3分の2ぐらいを持ち帰り、翌日の羽田への飛行機の中でいただきました。

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金美齢流焼きそば

 27日、台北・松山空港から乗り込んだ羽田行きで日台稲門会の会長さんと偶然出会いました。住友商事台湾支店の元支店長さんで、台湾が長く、台湾大好きの方、地鶏のぶつ切りを二人で食べながら、ゆっくりおしゃべりをしていたら、あっ、という間に羽田到着となりました。孫の大好きな、何と言うのか、アンの入っていない小さなおまんじゅうの一口サイズ「銀絲巻」や、事務所で料理しようと白菜や麺などを台湾からせっせと運び、それら台湾からの食材を使って、29日は事務所で美味しい金美齢流焼きそばを作りました。

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