ありがとう台湾オリジナルTシャツ (2011年05月31日)

 

 台湾からの義援金が160億円を突破しているのに、日本の政府やメディアは非常に冷たい。そこで民間だけでなんとかしよう、そんな動きが活発で、わたくしのところにもたくさんのメールが途切れることなく届いています。台湾の方々への感謝の気持ちを伝えたいがどうすればよいのでしょうか、とか、台湾に行きますが帽子なりシャツに感謝の言葉を書くか、何かを付けるかしたい、どうしたらよいのでしょうか、という問い合わせも多くいただいております。

 それでふと考えたのが、それならわたくしがTシャツを作ってみなさんに着ていただこう、それで台湾へ行っていただく、あるいは日本でときどき着ていただく、ということでした。思いついたその場で、早速行動に移しています。

 基本デザインはわたくし、シャツはもちろんメイド・イン・ジャパン、わたくしの持論ですから。Tシャツメーカーとの打ち合わせでそのことを伝えると、たくさんある種類のうちでメイド・イン・ジャパンはたった1種類だけ、他は全てメイド・イン・チャイナとのこと、唖然とします。値段は少々張るのですが、見本を見ると、肌触りのよいコットンでした。これをベースに、未熟ながらもわたくし自身がデザイン案を出して、それをデザイナーの方にきっちりした形ちにしていただく、ということにしました。

 Tシャツの両袖に、一方は日の丸、もう一方は地球に浮かぶ台湾、台湾の旗がまだないのでそれに代わるものです。背中に「I love Taiwan.」と英文字、そこに台湾の百合の花をいくつかあしらいます。台湾の新聞に掲載された、日本の有志による感謝広告には桜と梅がありましたが、梅は中華民国の花、これを台湾の国の花とするのにはかなり抵抗があります。台湾には台湾百合があります。山百合とでもいうのでしょうか、これこそ国の花、と台湾の人たちは考えていますので、これを「I love Taiwan.」近辺に少し散らす、色は大好きなオリーブ・グリーンです。前面は、台湾語「多謝」その下に日本語平仮名「ありがとう」、上下左右の一方に目立たないように小さく「多謝」、もう一方に「ありがとう」と入れます。

 メイド・イン・ジャパンとなると3,500円はするそうです。でももう少し安くしたい、とは考えてはいるのですが。台湾への感謝の気持ちを表したい、特に、台湾に行ったときに台湾の人たちに直接伝えたい、そういう方々にこのオリジナルTシャツを選択肢の一つとして考えておいていただきたいのです。台湾への感謝の気持ちをどう表わしてよいのか分からない、そんなたくさんの方々の思いをこのTシャツに込めました。台湾に行く行かないにかかわらず、お買い求めいただければ、と思います。お申込みはホームページもしくはFAXで、と考えております。

 サイズはM、L、LLの3種類、でき上がるのが6月末、みなさまのお手元に届くのは7月上旬、という予定でプロジェクトを進めようとしています。進捗は都度ここで報告いたします。

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