塾生との朝食 (2011年03月02日)

 

 2月22日は産経新聞の名古屋正論懇話会での講演、前日に名古屋入りして懇話会のメンバーと会食、特別参加ともいえるある方を交えてとても楽しい食事となりました。機会がありましたら詳しいお話しをさせていただきます。愛知県は世界一の企業トヨタの地元、そんなものつくりで堅実な地域性を持ちながら、選挙となると付和雷同、というかパフォーマンスに流されてしまう、その落差がとても不思議です。講演ではそんなお話もさせていただきました。

 名古屋在住の方から「今回の選挙は納得いかない」とのメールが届いています。そんな思いの方も多いはずなのに、パフォーマンス優先としか思えない河村たかし氏を選択するという、軽佻浮薄と言わざるを得ない行動をとってしまうのは、やはり有権者一人ひとりの問題なのではないでしょうか。

 翌23日はJET日本語学校の定例会議、24日はめずらしく事務所、月刊「りぶる」の原稿執筆ともろもろの雑用、次から次へとやってくる用事に忙殺されました。その夜、8時10分の新幹線で大阪へ、突然決まった「たかじんのそこまで言って委員会」の収録です。収録は25日午後からなので当日移動でも間に合うのですが、前入りして当日朝に、かねてから約束していた美齢塾の若者とリッツカールトンで朝食をとることにしました。朝9時から2時間、ゆっくり食事をしながら、27歳の若者、半世紀、50歳の差を越えてのとても楽しい会話となりました。これは美齢塾内だけのお話として、残念ながらここではお伝えできませんが、一つだけチラッと申し上げておきます。

 これからの生活を満喫したい、一生懸命に働くと同時に、たとえば先生がよくいらっしゃるオペラにも行きたい、手引きをしていただけませんか、と言われ、「え!!、じゃ行く?、ニューヨークメトロポリタン歌劇場へオペラを聴きに?」ということで、「美齢塾 in ニューヨーク」という遠大な計画と夢ができました。「まずは貯金から始めなさい」とか言いながら、老いも若きも盛り上がってすっかり嬉しくなった朝でした。

 収録終了後は福岡へ移動、翌26日が須惠町での講演、福岡では「町」は「まち」と呼び、「すえまち」となります。福岡県ではたくさん講演していますが、博多から南の大牟田へ向かう鹿児島本線沿いが多く、八女など3回も伺っています。今回は博多から東方向で、須惠町は初めての訪問です。通勤圏内にある博多のベッドタウンで何もありません、とのこと、人が一番の財産で、人作り、町作りに懸命に励んでいるとのことでした。

 講演当日の朝、ホテルで美齢塾の女性と朝食をご一緒しました。二児の母で、福岡市の市議会議員に立候補するそうです。自民党サポーターのわたくしが無所属から出る人を応援するわけにはいきませんが、メールをいただき話をしてみたくてお誘いしたのです。このことも美齢塾でお話しします。

 講演終了後は東京へ戻り、27日は日曜日に関わらずお越しくださった2組のお客様をお迎えしています。松本青年会議所の若者と大阪刷新会議の担当者で、講演の打合せを兼ねての顔合わせでした。28日は東京・王子ロータリークラブでの講演、会場は北とぴあつつじホール、みぞれに近い雨という寒さの中をかなりのお客様においでいいただきました。北とぴあはとても大きな施設でまるで迷路のよう。今回のホールは400席ほどですが、同じ階にあるさくらホール、以前二期会の新人のオペラを聴いたところですが、そこは1300席です。講演後は近くのイタリアンで打ち上げ、自家製スモークのいろいろな素材が出て、同席した王子ロータリーの会長さんに、うちにくるときのお土産はお菓子じゃなくてここのスモークにして、と思わず言ってしまったほど魅力的で美味しいスモークを提供しているお店でした。

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