統一地方選後半スタート (2011年04月20日)

 

 先週は木、金、土と続けて大阪近辺での講演となり、リッツカールトン大阪に2泊しました。14日木曜日は税理士事務所主催、会場は太閤園、昔からの古い建物と新しい建物があって少々複雑なつくり、昨年真っ白なレクサスで迎えに来てくれた、そんな思い出のあるところです。懇親会で隣にいた方が、これほど大勢のお客さんが懇親会の最後まで残って、しかも一緒に写真を撮るといって行列ができる、こんなの初めてです、とおっしゃっておられました。大変光栄なことです。

 15日金曜日は泉佐野市の市長選挙に出る千代松大耕さんという若者との対談、というかシンポジウムです。40分の講演の後にシンポジウム、コーディネーターは葛城市の市長さん、とても上手に仕切っておられました。この方、奥野誠亮(おくの せいりょう)さんの秘書を8年務めたそうで、彼の最後の弟子、と自己紹介されています。奥野誠亮さん、国会議員を長く務め、文部大臣などを歴任されたとても気骨のある立派な日本人、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、わたくしはずっとファンでした。自称最後の弟子は、そのDNAをしっかり引き継いだ、一言でいうと、日本人らしい日本人でした。泉佐野市の市長選には3人が立候補するのですが、この千代松さん。日本を愛する人、という点でしっかり応援したい方でした。

 16日土曜日は國民會館主催の武藤記念講座、昭和9年、わたくしが生まれた年から続いている講座で今回が946回目、4年前の888回目という節目に、さらには12年前、わたくしがほとんど知られていないとき、に呼ばれていてこれで3回目です。「私は、なぜ日本国民となったのか」というタイトルでお話しをいたしました。12年前、その8年後、さらにその4年後の今回、じゃあ2年後に呼んでくれるかなぁ、と言うと、では1000回目の締めに、と会長さん、うーん、1ヶ月に1回なので計算すると1000回目は4年後ぐらい、それまで元気でいれるかどうか分からない、会長さんと長生き競争ね、とお互い大笑いでした。76年続いているこの講座、実に得難い努力があったはず、心から敬意を表したい、と講演の最初に申し上げました。

 17日日曜日は統一地方選後半がスタート、JET日本語学校がある北区から区議会議員に立候補する椿くにじさんの出陣式に出かけました。2期目への挑戦です。椿さんとは長い付き合い、1999年の台湾大震災のときに建築家としていち早く災害地入りし、募金パーティでその報告をいただきました。いまくしくも日本が大震災、当時いち早く台湾に駆けつけた椿さん、そんな、多くの日本人が長い時間をかけて地道に持続してきた台湾との交流があったからこその、今回の台湾からのなみなみならない支援です、そんなことを申し上げました。

ページトップへ