２８日木曜日、航空自衛隊幹部会の明治記念館でのパーティに招かれました。イラクでの輸送任務を、事故もなく、人命の犠牲もなく、しっかり遂行してきたお話を幕僚長がされていましたが、サマーワでの陸上自衛隊も同様で、ともに日頃の訓練がものをいった、ということでしょう。あれだけ大変な仕事を何事もなく成し遂げたことを、一般の日本人はもっと知る必要があると思います。

　それは、日頃の訓練の結果であり、きっちり仕事しそれを積み重ねるということがあってこそなのです。素晴らしい技術で洋上給油を完遂したときも、日本の海上自衛隊ならでは、という称賛を各国から受けています。

　毎日毎日の鍛錬や訓練によってはじめて安全があり、仕事をやり遂げる気力や力が生まれる、そんなことをもっと世論も取り上げ、発信する立場の人も真剣に説くべきです。変な事件やひきこもりなどがあたりまえのようになってきているいまだからこそ大切なことだと考えます。それに、陸上自衛隊も、海上自衛隊も、航空自衛隊も、全員が海外でみごとなパフォーマンスをすることが抑止力にもなる、ということも認識すべきです。

ヴァンジ彫刻庭園美術館

　３０日土曜日は、三島のヴァンジ彫刻庭園美術館でのジュリアーノ・ヴァンジ、現代イタリア彫刻を代表する彫刻家、の新しい作品プリマヴェーラの披露がありました。本人もイタリアから来て、たくさんの人が集まりました。

　３０年前に、隣にあるビュフェ美術館を訪れたことがあります。ともにスルガ銀行がスポンサーで、広大な敷地にいまやヴァンジ彫刻庭園美術館もでき、いろいろな見事な花を植えたクレマチスの丘があり、広々とした、遊びには最高のところです。出かけるときに東京は少し雨模様で、帽子もかぶらずに出かけたのですが、三島は見事に晴れわたっていました。オープンエアの彫刻美術館で、とても気持ち良く、彫刻も庭園も存分に楽しむことができました。富士山が雲のなかだったのが少し心残りですが。

　素晴らしい庭園美術館、しかも東京から日帰りできます。三島駅まで新幹線で、駅からはバスで、彫刻やお花、広々とした風景、そういう美しいものを楽しむことができる美術館、機会があればみなさんもぜひお出かけください。

　３１日日曜日は青年会議所の方々と日台交流サロンでの会食です。青年会議所の会合に初めてよばれた２０００年の京都会議、そのときにお世話になった方々との同窓会の話がもちあがり、それなら日台交流サロンを使って、ということになり、この日全国からおいでいただきました。

　三陸からは新鮮な幸をたくさん、えんこらさとお運びいただき、シェフをかねて見事な料理を作っていただきました。神戸からは牛肉、名古屋からは鶏肉、それにソーメンなどをお持ちいただき全国からたくさんのご馳走が集まり、台湾のカラスミと長崎のカラスミの競演などもあって、とても楽しい一日でした。かつての講演でお世話になった方々と久しぶりにお会いするのは実にいいものです。お互い元気に頑張っていれば、こうして再会し、昔を語り、いまを語り、将来を語ることができる、そんなことを感じたいい日曜日でした。

おいしいかき醤油やドレッシング

　広島県での講演のときに、アサムラサキというブランドのだし醤油やドレッシングの会社の方にお会いし、送ります、と言われました。いろいろなものをサンプル的にいただける、と思っていたらとんでもない、すべての種類を各１ダース、届いた荷物は５個口というびっくりするような量でした。一生使えそうな量ですが、賞味期限もありそうはいきません、家族やスタッフにも分けました。なんとワサビやクルミのドレッシング、ごまだれ、かきエキスの入ったかき醤油と白だしかき醤油、といった５種類で、さっそくいただいた人が「すごく美味しい」ととても喜んでおります。わたしも大切に賞味させていただきます。みなさんもぜひおためしください。