雛あられをいただいて (2009年03月04日)

 

 この週末は、三次から送っていただいた牛肉ですき焼きパーティを、札幌出張で美味しいキンキを、と楽しみにしていましたが、二つともダメになりました。読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」の収録が金曜日に急きょ入ったのです。すき焼きパーティだった木曜夜は大阪への移動時間、キンキだった札幌での金曜夕方は、大阪を発って東京経由で札幌にむかう時間となってしまったのです。

 しかたなく、木曜日のお昼にスタッフとすき焼きを頂き、その残りを夜のお弁当にして新幹線に乗り込みました。翌金曜日は、「たかじんのそこまで言って委員会」の収録を済ませてから、伊丹から羽田、羽田から札幌に移動し、遅く着いた札幌ではカニ雑炊を頂きました。キンキでなくて残念でしたが、とても美味しい雑炊でした。

 伊丹からの飛行機でちょっとしたハプニングがありました。時間になっても機体のドアを閉めようとしないのです。パーサーによると「お客様を待っています」ということでした。私の羽田での乗継時間は30分しかなく、乗り遅れて次の便になると、これがファーストクラスのない便となってしまいます。ですから何が何でも予定の便に乗りたい。しばらく待っていたのですが何の変化もない。やがて腹が立ってきて、パーサーに「時間を守らないお客を待ってることはないでしょう。おいていったらどうですか」と言ったんです。私の言葉が効いたわけではないのでしょうが、乗り込んできた気配のないまま、やがてドアが閉まって動き出しました。

 土曜日の札幌は、総務副大臣 石崎 岳(いしざき がく)さんの勉強会で講師として呼ばれました。これが大盛会で、みなさん大変熱心に聴いてくださり、本屋さんが用意した200冊の「金美齢の『老後は人生の総決算』です!」が完売したのです。会が盛りあがると、本もたくさん買っていただける、そんな気がします。別途注文していた200冊の「政治家の品格、有権者の品格」が本屋さんに届かなかったようで、これも届いていれば計400冊完売だったろう、とそんな盛り上がり方でした。

 札幌からの飛行機では楽しいハプニングがありました。飛行機に乗り込んだとき、キャビンアテンダントに少し触れたのですが、その瞬間にビィビィビィと静電気が飛んだのです。これが異性だったら、ビィビィビィときて良かったんでしょうけど、こんな白髪のおばあさんで残念でしたね、と笑ったんですが、飛行機を降りるときにそのアテンダントから、ビィビィビィの記念に、と雛あられを頂きました。とても綺麗なお嬢さんで、若い男女であればここでロマンスが始まるんじゃないか、そんな気になりました。ロマンスに展開しなくても、こういう出会いは楽しいものです。雛祭りですから、と雛あられを手渡してくれたお嬢さんの気持ちがとても嬉しく、心地よい帰宅となりました。

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