9月26日金曜日、名古屋に少し早めに入り、翌日の午前中の講演にそなえて1泊しましたが、めずらしく少し余裕があって名古屋駅内の高島屋へ遊びに出かけました。

　11階の三省堂で素晴らしいものを見つけました。名古屋っていいですね。三省堂の話題のコーナーに、麻生太郎首相の2冊の本に挟まれて、金美齢の「政治家の品格、有権者の品格」がありました。その光景は、カメラがあれば撮っておきたいと思うぐらいに嬉しかったです。

　その他にも、新幹線の出口からマリオットアソシアに向かう通路の左側にある本屋さん、話題の本として、たくさんの本と一緒に「政治家の品格、有権者の品格」が飾られているではありませんか。いやー、名古屋って素晴らしい。

　11階の本屋さんから10階に降りたら、いきなりこれまたすっごい催し物があって、パティスリー＆ブーランジェリーコレクション、つまり洋菓子とパンのコレクションという名目のもとで、まー、なんと賑やかな、甘い匂いがいっぱいして、とても楽しいイベントをしておりました。

　あっちこっちまわって、みんな美味しそうだったんですけど、一軒のお菓子屋さん、極薄のタルトに薄ーくスライスしたりんごをのせたもの、これが実に美味しそうだったんですね。それ一枚だけ買うというわけにもいかないので、サブレとかクッキーも少々買ったんですけども、これが結構いい値段なんです。スリールという、わたしには初めての店でした。でも、そのタルト、美味しかったですよ。サブレも、本当に素晴らしく品のよい、いいバターを使った美味しいお菓子でした。

　全国から、有名なお菓子屋さんが一斉に店開きしています。いろいろなところで高いレベルのお菓子を作っている、パンもたくさんある、これは日本でしか考えられないのではないでしょうか。日本国中から、小さな町からも出店している状況をみて、日本の物作りの素晴らしさを改めて感じました。

　いま名古屋はとても元気で、景気のいい街ですが、それにしても、大勢のお客さんで賑わっていたあの風景、日本もまだまだ大丈夫じゃないか、そういう気にさえなりました。