2003年10月18日 オープニングコンサート 東京国際フォーラム(有楽町)

 

平成15年10月19日(日) 13:00開場 14:00開演

東京国際フォーラム(有楽町)  Cホール

日頃から日台文化交流を推し進めてきた金美齢事務所では、平成15年10月19日(日)、台湾からシンガーソングライターの鄭智仁氏と、気鋭の若手画家・施並錫画伯を招き「台湾ウィーク」を開催しました。

そのオープニングコンサートと施画伯の絵画展を、有楽町・東京国際フォーラムに於いて開催しました。
(写真撮影・提供:ジャーナリスト・井上和彦氏)

【出演者】  

☆ 金 美齢(きん びれい)日本在住44年を迎える知日家。祖国・台湾を愛し、日本を愛し、日台文化交流に精力的に取り組む日々を送る。

☆鄭 智仁(てい ちじん)台湾作詞作曲賞ならびに歌唱賞受賞のシンガーソングライター。優美なる歌詞と情感溢れる歌詞で世界に散らばる台湾人の心を捉えた。

外出するには最高の秋晴れとなった当日、会場の有楽町・東京国際フォーラムには13時開場にもかかわらず、開場前から続々と観客の皆様にお出掛け頂きました。芸術の秋を堪能すべく、中2階のホールに施 並錫画伯の作品を30数点展示しました。

午後1時の開場直後から観客の方々が続々と。入場後は、着席してプログラムを読んだり、、ロビーに展示された施並錫画伯の油絵に見入ったりと開演前の時間 を思い思いに過ごされている様子。2時ちょうど、金美齢がご来場の皆様にご挨拶をし、鄭智仁さんをご紹介。早速、1曲目の「月娘光光」から美しいメロ ディーで観客席を魅了しました。

「台湾人は日本が、日本人が大好きです。台湾人はおもてなしの精神に溢れています。どうぞ日本の皆さん、台湾へ遊びに来て下さい。台湾人は皆さんのお越しを心からお待ちしています。」

ボーイソプラノでお父さんとの見事なデュエットを披露した愛息子の鄭大猷くん

親子3世代の合唱

レセプションでの1コマ。右が鄭智仁氏、左が施並錫画伯。

「台湾ウィーク・オープニングコンサート」の最後を飾ったのは「FORMOSA讃歌」。
鄭智仁さんのお父上、鄭瑞堂さんが作詞し、鄭智仁さんが曲をつけた親子合作。台湾大地震の際のチャリティーにもテーマソングとして使われ、今では李登輝学校の卒業式、民進党や台湾団結聯盟の選挙集会の際にも歌われ、世界に散らばった台湾人を繋ぐ心の歌になっています。

アンコールでは鄭智仁さん、お父上の鄭瑞堂さん、孫の鄭大猷くんの3世代が壇上に上がり、観客席と一体となって「FORMOSA讃歌」を合唱。万雷の拍手 の中、鄭瑞堂さんが「日本の皆さん、どうもありがとう。ぜひ台湾に遊びに来て下さい」と達者な日本語で挨拶、大成功裡のオープニングコンサートを締めくく りました。

☆「FORMOSA(フォルモサ)」→ポルトガル語で「美しき島」の意。その昔、台湾沖を航行中の船から台湾を見つけたポルトガル船の乗員が「Illa Formosa!!(何と美しい島だ!)」と感嘆したことから、台湾は通称「FORMOSA」と呼ばれるようになった
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