いよいよ台湾にとって、ひいては日本にとっても将来の懸かった2004年が明けました。
金美齢事務所では恒例となった「金美齢と行く頑張れ台湾ツアー2004」を2月28日　陳水扁総統再選支持の100万人大集会に合わせて実施します。

【主な内容】
台湾において、2月28日は二二八紀念日と呼ばれる特別な日です。1947年（昭和22年）2月28日、大陸から渡って来た占領軍である国民党軍によって、台湾の知識人をはじめとする、数多くの無辜なる市民が大量虐殺される発端となった「闇タバコ殴打事件」が発生しました。この事件を発端として以後、台湾人が「白色恐怖」と呼ぶ国民党の恐怖政治の時代が長く続き、布告された戒厳令は1987年に解除されるまで38年間という長きにわたりました。この息苦しい時代に終止符を打ち、台湾を民主・自由化に導いたのが李登輝前総統であることは周知の通りです。
毎年、この日には台北市の二二八紀念館をはじめとして、各地で追悼集会が開かれ、蒋介石率いる国民党が引き起こした許されざるジェノサイドの悲劇を今に伝えています。
さらに今年は、この日に「李登輝前総統が推進する陳水扁総統再選支持の100万人大集会」が開かれ、台湾の北端の港町・基隆と南端の屏東を「人間の鎖」で繋ぎ「台湾は台湾人のものだ」と声高にアピールします。ツアー参加者もこの「人間の鎖」に参加します。